JWサイクル【国内運営】暗号資産採掘

暗号資産マイニングコラム

2019年の暗号資産市場は弱気市場継続?マイナーはどう対処すべき?

2017年から2018年にかけて、暗号資産市場は浮き沈みの激しい激動の時代となりましたが、2019年以降の市場はどのような動きとなる見込みなのでしょうか?
今回は、今後の市場予測と、それに対するマイナーの対処法について解説していきます。

2019年以降の暗号資産市場の予測

暗号資産の価格は今後回復していくのか、それとも下落していくのかということについて、マイナーを含め多くの暗号資産関係者が注目しており、様々な予想がされている状態となっています。
そのような中で中国のビットコイン億万長者であるジャオ・ドン氏は、WeChatというメッセンジャーアプリを通じて、暗号資産の弱気市場は2019年末まで続くという見解を示しました。
ジャオ・ドン氏によると、暗号資産がかつてのように注目を集めて盛り上がりをみせるのは、ビットコインの価格が数百万円ほどの価値となった時だろうと予想するとともに、暗号資産の春は2020年、夏は2021年まで訪れることはないだろうとも語っています。
マイニングで多くの利益を得られるようになるのはまだ先か、と残念に思う人もいるかもしれませんが、2019年は暗号資産の弱気市場が続くだけの年ではありません。
多くの企業やプロジェクトが消滅する一方で、新しい有望なプロジェクトも現れる動乱の年になるとも予想されています。

これからの暗号資産市場は最高と最悪が入り乱れる時代

暗号資産はそれそのものが投資対象だった時代から、決済手段や資産などといった形で私達の生活に浸透し始めています。
在り方自体もどんどん変化している暗号資産は値動きも激しく、完全に市場を予測することは非常に困難であるため、多くの投資家や企業などが振り回されてきました。
投資家の中には資産を増やした人もいれば、資産を一気に失いどん底に叩き落された人もいますし、大きく成長した企業もあれば、意気揚々と参戦したものの短期間で退場を余儀なくされた企業もあります。
今後の発展が期待されたサービスもビットコインの暴落の余波を受けて終了する結末を迎えたものは多く、その一方で、マイニングマシンの優秀な演算能力を利用したパワープール事業などの新しいサービスが誕生する動きも出てきています。
このように言葉にするのは簡単ですが、たった数年でここまでの変化があることを考えると、かなりの激動の時代を経てきたことが想像できると思います。
そして2019年も激しい動きは継続のようで、暗号資産自身のやり取りやマイニングなどを経て、新たなサービスやプロジェクトが生まれては消え、何が残るのか予測できないという、多くの投資家や起業家にとって最高と最悪が入り乱れる動乱の年となるといわれています。

2019年以降の弱気市場に対してとれる対策

2020年まで暗号資産の春は来ないだろうという見解を示したジャオ・ドン氏は、一般の人々があまり関心を示していない弱気市場の間は、ビットコインを出来るだけ多く買い占めることを勧めてもいます。
それは、暗号資産の価格が比較的低いと考えられる弱気市場の間こそ、2020年の半減期に合わせた価格の上昇を見込んで手元のビットコインを増やしておけるとともに、この時期に立ち上がったプロジェクトは有望なものであっても、初期であれば比較的安く投資できると考えられるためです。
また、弱気市場は起業家にとっては競争が減っている状態であるため、うまく軌道にのれば恩恵を受けやすく、その恩恵は投資家も受けることができるとも考えられます。
ここまでに対策として挙げたビットコインの買い占めやプロジェクトへの投資はいずれも、今後のビットコイン価格の上昇やプロジェクトの成長に期待をこめたものであるため、「忍耐力」がキーワードとなります。
これからの暗号資産市場を勝ち抜くためには、目先の暗号資産の価格よりももっと長い目で価格変動を予測することと、暗号資産やそれに関わるプロジェクトやサービスを見込んで投資する忍耐力が必要だといえるかもしれません。

2019年以降にマイナーが取るべき行動

先ほど述べた対策に加えて、マイナーはもう1つ別の動きに対して備えておく必要があると考えられます。
それは、暗号資産市場が弱気傾向にある今のうちに、2020年5月に来ると予想されている半減期や強気市場に転ずる時を見越して、準備を万全にしておくことです。
今までの半減期の傾向として、この時期に合わせてビットコインの価格が上昇し、マイナー達の競争も激化していました。
少し前までは暗号資産の価格の下落により、マイニングをしても採算がとれないマイニングプールやマイニングファームが増加し、撤退や休業状態となるマイナーも増加していましたが、2020年5月に予定されている半減期に合わせたビットコイン価格の上昇を見越して、マイナー達が再び戻ってきています。
それに伴って、稼働停止となっていたマイニングプールやマイニングファームも再稼働を始めるところが出始めています。
マイニング環境に恵まれている中国の四川省では、すでにマイニング環境を整えており、効率的にマイニングできる状態となっているという報告もあります。
以上のように、世界中のライバル達が着実に準備を整えていることから、既にマイニングを行っている人やこれから参入を考えている人は、手元のビットコインを増やしておく他に、マイニングプールやクラウドマイニングへの参加など、できるだけ多くの収入経路を確保しておくことも検討する必要があるといえます。
また、これだけ変化に富んだ暗号資産の世界では、焦りが一番禁物です。
暗号資産の世界で利益を上げるには、冷静な判断力と忍耐力が必要だということを心得ておきましょう。

代理店募集

太陽光発電所中古物件の売買サイト