みなさんこんにちは！
先週BTCは世界全面株安の影響も受け大きく下落しました。
中国恒大集団とは中国の不動産開発企業で売上高１位の大手デベロッパーで深センを本拠地にし、中国の金融緩和の波に乗った象徴とも言える企業です。
広州で従業員10人弱の小さな会社からスタートした恒大集団は不動産事業以外にもミネラルウォーターの販売やテーマパーク、プロサッカーチーム保有や電気自動車など事業を急拡大させていました。
しかし中国のバブルの崩壊とともに今では世界で最も負債の多い企業になり、デフォルトを起こすのではないかと世界中で騒がれています。
中国政府が救済するという話もありますが、恒大集団は江沢民氏の影響力が強く対立する習近平氏は救済を見送るということもありえます。
ただし今回の騒ぎでリーマンショックが再びやってくると言われていますが、これだけSNSが前回のリーマンショック時より発達し情報がある中みんなが「世界経済崩壊！」と言っている中で果たして経済崩壊が起きるでしょうか？
もちろん恒大集団がデフォルトすると世界中に大きな影響が出ますが、すぐ崩壊するというよりは半年〜数年かけやってきてみんなが安心しだした頃にやってくるのではないかと思います。
また今回の恒大集団の件だけでなくこの約2年続いているコロナによる異次元の金融緩和がいよいよ終わりを迎えようとしています。
このままコロナが収束に向かえば、今年末くらいから少しづつ締め付けがきつくなりバブル終了となります。
そうなると金融商品はほぼ下がるでしょうし、仮想通貨も例外ではありません。
恒大集団の件だけではなく世界全体で守備力を高めて警戒すべきターンに入っていることは間違いありません。
そしてすぐ起こるかは分かりませんが世界経済の崩壊（しかも今回はリーマンショック以上）があった場合、前回のリーマンショックを見て作られたBTCを中心に仮想通貨がどのような値動き、立ち位置になっていくのか要注目です。
