みなさんこんにちは！
仮想通貨市場はここ1年アメリカの経済の動向など他市場の影響を大きく受けています。
その大きな原因としてコロナとロシアのウクライナ侵攻があります。
特にウクライナ侵攻により西側諸国はロシアに対して強い経済制裁を行っており、その中の一つとして世界中の銀行間での国際取引に使われているシステム「SWIFT」からの除外がありました。
その影響が大きいと思いますが、ロシアが貿易にビットコインやステープルコインを使うことを合法化することが進められているようです。
これが本当に合法化されればとても大きなニュースであり、世界の経済システムの変革の始まりになるでしょう。
現在ロシアに対する金融制裁は結果として西側諸国のインフレを悪化させており、西側諸国から東側諸国へ富は移転し最終的には基軸通貨ドルの影響力を低下することになり、米国覇権をベースとしたドルの基軸通貨システム崩壊のターニングポイントを迎えているのではないかという主張が金融業界でなされているようです。
ドル基軸通貨体制の崩壊説は終末論者や金本位制推進者などが主張する非主流な論説でしたが、主流なエコノミストやIMF（国際通貨基金）が論理的にこれらの論説を展開したことで無視することができなくなりました。
世界中で様々な分断が起こっていますが、経済システムも例外ではなく基軸通貨ドルがなくなることはありませんが、人民元などの影響は今まで以上に大きくなりドル一強の時代は終わりを迎えるでしょう。
そしてそういった分断の状態のなかで必要となってくるのが中立資産です。
インフレヘッジの手段が限定されている庶民でもアクセスが可能であり、発行体によって突然無価値とされることがないビットコインの価値は今後更に評価され、中立資産として認められるのではないかと思います。
この話は数年で起こる話ではないですが10年以内では起こる可能性は高く、そうなった場合BTCは最強のブルケースとなるでしょう。
