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暗号資産マイニングコラム

イーサリアムは無価値なのか|今後も下落は避けられない可能性

イーサリアムは2019年9月上旬の暗号資産市場全体の下落に連動して、価格が大幅に暴落し、1日で20%以上の価格が下がる事態となりました。
しかも、イーサリアムは今回の暴落によって2017年9月以来の安値となってしまい、その後は下降トレンドが続く形となっています。
今回のイーサリアムの暴落はゴールドマンサックスが影響しているという意見がある一方で、イーサリアムの需要が減少しているという意見や、そもそもイーサリアム自体が無価値であるという意見まで挙がりました。
イーサリアムを保有している方からすれば、イーサリアムが無価値という意見はかなり乱暴である以上に、そうであっては困ることだと思います。
そこで、先に挙げたいくつかのイーサリアムの暴落要因を紐解きながら、イーサリアムは無価値なのか、今後も下落は避けられないのかといったことについて考察していきます。

ゴールドマンサックスのイーサリアム暴落への影響

ゴールドマンサックスは、アメリカの企業であるザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク、またはこの企業を頂点とした金融系企業グループを指したものです。
9月初旬に、このゴールドマンサックスが暗号資産取引デスクの開発計画を中止したという報道が流れました。
その報道は、ゴールドマンサックスは以前から暗号資産取引デスクを立ち上げることを検討していましたが、その計画の優先順位を下げて、暗号資産の保管などの事業に力を注ぐようだといった内容でした。
この報道によって投資家達の士気が下がったのか、暗号資産市場全体が下落トレンドに進みました。
この動きに巻き込まれる形で、イーサリアムも暴落することになったといえます。
しかし、実はこの報道は誤報であったことが後で発覚します。
実際にゴールドマンサックスのCFOが、サンフランシスコで開催されたTechCrunchでその報道はフェイクニュースだと否定しています。
さらに、ビットコインデリバティブの開発に取り組んでいることも発表していることから、暗号資産市場に対して前向きな姿勢が伺えます。
では、なぜ暗号資産取引デスク開発の計画が中止されたという誤報がされたのでしょうか?
この件に関しては、ゴールドマンサックス側から公式な発表が一度もされないことから、メディアが勝手に中止だと考えて報道しただけというのが理由のようです。
ゴールドマンサックス側としては、計画をどのように展開するのかを検討中であることからはっきりとした発表をしていないのであり、報道側はそれを中止と予想して報道しただけで、事実ではないというのが真相でした。
しかし、ゴールドマンサックスについての報道が誤報だと分かった後も暗号資産市場全体の回復はなかなか難しく、イーサリアムも低い水準を保っている状態です。

「イーサリアムは無価値」という主張

イーサリアムが伸び悩んでいる状況の中で、暗号資産の1種であるステラの技術顧問であるジェレミー・ルービン氏は、「イーサリアムは資産としては無価値になるだろう」と主張しました。
ドキッとする言葉ですが、これはイーサリアムネットワークそのものではなく、イーサリアムプロトコルにおいてETHを支払う必要が無くなるなら、その価値が無くなると予測したうえでの言葉であり、イーサリアム開発者のヴィタリック氏は、この主張を一理あると受け入れています。
しかし一方で、ETHを支払う必要性について反論もしています。
イーサリアムの不安要素が浮き彫りとなるようなやり取りですが、無価値になるだろうという主張が現実のものとならないことを祈りながら、開発側の動向を注意深く見守る必要があるでしょう。

イーサリアム下落の要因に需要の低迷がある?

イーサリアムの価格が低迷し続けている背景には、ゴールドマンサックスや無価値論以外に、需要そのものが減少しているという指摘があります。
この指摘をしたのは、暗号資産投資顧問などを手掛けているD2キャピタルの共同創設者である、プリモズ・コーデス氏です。
コーデス氏はイーサリアムの規模拡大には限界があることや、ICOに対する個人投資家の購買意欲が減少していることを挙げています。
その一方で、小規模なICOプロジェクトのイーサリアムに対する影響は限定的だとみており、大規模なICOプロジェクトがイーサリアムの価格を支える可能性があるという見方も示しています。

そもそもイーサリアムはインフレ率の調整がされている

イーサリアムの下落の要因については様々な考察がされていますが、「価格低迷の原因はズバリこれである」というのは難しいというのが実情です。
また、そもそもイーサリアムは開発側によってインフレ率の調整がされています。
どういうことかというと、ETHの供給量が1億に達するのは2100年頃になるとイーサリアムの開発者のヴィタリック氏は予想していましたが、その予想に反して供給量は2018年にすでに1億を超える結果となりました。
そのため、イーサリアムのマイニング報酬を3ETHから2ETHに減額することで、市場に放出されるETHの供給ペースを落とし、インフレ率を調整するようにしました。
つまりイーサリアムの価格低迷は、開発側の判断も要因として考えることができ、こういった動きになることはある程度予想されていたのではないかとも推測できます。
以上のことから、イーサリアムの価格低迷については様々な意見が飛び交っていますが、イーサリアムのプラットフォームを各金融機関が採用し始めている動きもあることに加えて、暗号資産の価格は急落したと思ったら高騰することが常であることから、一時の動きだけで需要が減少しているといったことや、無価値だなどと言い出すのは早計だと考えられます。

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