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暗号資産マイニングコラム

2019年までのビットコインの変動と2020年の予想

ビットコインは登場してから目覚ましい勢いで取引人数が増えていきましたが、その後2017年末にはバブルが崩壊し、2018年には暴落と停滞が起こりました。そして2019年は復活の兆しを見せていましたが、再び下落傾向にあります。
このように、ビットコインは非常に価格変動が大きく頻度も高いために、専門家でさえもビットコインの今後の予想は難しい状態であるといえます。
そこで今回は、先に述べたビットコインの経緯をもう少し詳細に辿っていき、希望を込めて2020年の動向を予想していきます。

2017年から2018年までのビットコインの下落

2017年のバブルが崩壊するまではビットコインの価格は大きく上昇していきましたが、2017年末頃からわずか一ヵ月程度で1BTCあたり約220万円の価格から約100万円と、50%以上の暴落が起こりました。
この時点でビットコインにかなりの額を投資していた人達の中には破産する人も続出し、阿鼻叫喚という状態になったことはご存知の通りだと思います。
その後ビットコインの価格は上がり下がりを繰り返しながらも、どちらかといえば停滞していると考えられる状態にありましたが、2018年11月頃にもう一つの暴落が起こりました。暴落といっても2017年のバブル崩壊ほどではないように見えますが、1BTCあたり約70万円から約35万円までと約50%の下落となっているので、これは暴落と考えてもよいといえます。
ここまでの流れで、ビットコインは2017年から2018年までの2年間で約220万円から約35万円まで下落するという、恐ろしい価格変動をしていることが分かります。
ほとんどの機関投資家が暗号資産市場の安定化がある程度進むまで参入を見送っていたことが、この数字を見れば頷けますね。

2019年のビットコインの暴落

2017年末に起きた暴落の大きな要因は、早い段階でビットコインを保有していた人達の多くが2017年末に起きた急騰で利益確定を行ったことと、それによる価格の急落でビットコインの高騰ぶりに飛びついた新規参入者達が狼狽売りを行ったことであるといわれています。
その後の2018年は長い間70万円から100万円のあたりを推移していましたが、コインチェックの暗号資産流出事件によって暗号資産に対する不安が増幅したことや、中国の暗号資産に対する規制強化など、暗号資産に対してマイナスなイメージを与える要因がいくつも起こりました。
これにより、ビットコインの価格上昇に期待を持たなくなった人達がまだ利益があるうちに利益確定売りを行ったことが、2018年の暴落につながったといわれています。
そして2019年の4月頃からビットコインの価格が上昇し始め、一時的に150万円近くまで持ち直すなど、それまでの2年間とは違って復活の兆しを見せていました。その後6月以降は100万円あたりを推移し、その後の10月あたりからはロングポジションを保有していた人達が利益確定売りを行ったのか、再び下落トレンドとなり、78万円あたりの価格となっています。

2020年のビットコインの動向予想

ここまでの流れから、ビットコインはボラリティが非常に高く、今後の価格がどうなるかということは明確にいうのは難しいといえます。
実際に多くの人が価格予想を行ってネット上に情報公開をしていますが、いずれも一時的な値動きを追っているものがほとんどであり、信憑性が高いとはいえないと考えられます。
参考までに、コインテレグラフが2019年に行った暗号資産の専門家50名による2019年のビットコイン予想価格を挙げると、平均レンジで約30万円から約110万円と非常に幅の広いものでした。
しかも、最安値は5,500円で最高値は11億円という幅の広すぎる価格予想を見ると、専門家でさえもビットコインの価格予想は難しく、そこまで参考になるとはいえない状態です。
以上のことから、ビットコインは目先の価格を見ていても乱高下によって一喜一憂するだけという可能性が高く、正直いって追いかけるのも疲れてしまいます。
そこで重要になるのは、ビットコインの価格そのものだけではなく、ビットコインを取り巻く環境の変化を長期的な目線で見ることが大事であると考えられます。
2017年から2019年までの間で、ビットコインの大きなボラリティを目的とした個人投資家の数はかなり数が減ったのではないかと推測できます。そうなると、2017年のバブルのような大きな価格上昇は期待できないかもしれませんが、その代わりにバブル崩壊や2018年の暴落のような大きな下落も起こりにくいと考えることができます。
暗号資産市場は動向の予想が難しく、まだまだ予断を許さない状態ではありますが、先に述べた推測はそこまで外れていないとするなら、今まで参入を見送っていた機関投資家や企業が参入でいる土壌が整ってきているといえるため、そうなると企業が持つ莫大なお金が流れ込むことから、暗号資産市場は今までとは違った流れを見せることになります。
そうなると、暗号資産市場は今までのような投機目的中心の流れから資産運用中心の流れにシフトすることによって、いつかは比較的長期で利益を得ることができるようになるかもしれません。

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