ビットコインが登場してから今日に至るまで、ビットコインに対する投資は高い人気があります。
2018年に入ってからは価格が下落傾向になっていましたが、現在はまた上昇傾向にあるため、これを機にビットコイン投資に参入しようと考えている方もいらっしゃると思います。
ただ、ビットコイン投資を行っている人の中には大きく利益を伸ばしている人もいる一方で、かなりの数の人が大きな損失を抱えてしまっていることも事実です。
ビットコインを始めとした暗号資産の価格は上下が非常に激しく、自分の行動1つで損失につながってしまう恐れがあります。
そこで今回の記事では、ビットコインで損をしている人が陥りがちな5つの特徴について解説していきますので、これからビットコイン投資に参入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
損をする人の特徴① 感情と運に任せたエントリーと決済
エントリーのタイミングを見極める重要性は、ビットコインに関わらず多くの投資についてもいえることです。
それでも多くの人はエントリーのタイミングを待つことができず、なんとなくエントリーをしてしまうことが1度や2度はあると思います。
感覚や感情でなんとなく行ってしまったエントリーは、入り口と出口をしっかり判断して決めたエントリーよりも曖昧な判断になってしまうため、利益を伸ばすことができる確率は比較的低くなってしまいます。
エントリーをする際には、どのタイミングで買って、どのタイミングで売るのかをしっかり考え、根拠のある場所でエントリーすることを意識することが重要です。
損をする人の特徴② ポジションを持ち続けている
あらかじめ決めておいた損切りラインを下回っているにも関わらず、「もしかしたら」や、「もう少しだけ」と思ってしまって、自分が決めたラインを超えてポジションを持ち続けてしまうケースがよく見受けられます。
また、これとは逆のパターンとして、自分で決めておいた利確ラインを超えたにも関わらず、「まだ上がるかもしれない」とポジションを持ち続けてしまうこともよくあります。
これらの2つのパターンに共通していることは、欲を出してしまったことで自分が決めたラインを超えてもポジションを持ち続けていることです。
欲を出してそのまま思い通りに利益を得られれば良いですが、欲を出したばかりに余計な損失を被ってしまう確率の方が高い傾向があります。
従って、取引をする際には自分の感情に負けずに一歩引いて冷静に判断することと、あらかじめ自分で決めておいたルールは破らないことが重要です。
損をする人の特徴③ 損切りをしない
自分の資産が減ることを恐れるあまり、なかなか損切りができない人がいます。
しかし、自分が決めておいた損切りラインに達した時に、「もう少しポジションを持っていれば取り戻せるかもしれない」などと思わずに、潔く損切りした方が損失を最小限に抑えることができるケースが多いため、損切りを必要以上に恐れることはありません。
それよりも損切りができずにロスカットまでポジションを持つ方がよっぽど資産を失う確率は高いため、適切に損切りを行うことが勝つための秘訣であることを覚えておいてください。
損をする人の特徴④ 調子に乗っている時にエントリーをする
誰でも今日はなんとなく運が良い日があると思います。
そのような時は調子に乗りやすく、いつもならやらないタイミングでエントリーをしてしまったり、売買をしてしまうことがあります。
いつもはやらない行動ということは、通常であればリスクの方が高いと考えて手を出さないタイミングだということです。
今日の自分はいけると思って行動してしまうことは運任せと特に変わらないので、小さな損失を繰り返して負けてしまう可能性が高くなります。
従って、調子が良くても悪くても、通常ならやることのないエントリータイミングで取引はしない方が無難です。
損をする人の特徴⑤ 一発逆転を狙ってロット数を上げる
負けが続いた時はなんとか損失分を取り返そうとして、ロット数を挙げてしまうケースがあります。感情に流されてこのような行動をとることは、高確率で資産を減らすことにつながるのでおすすめできません。
しっかりと冷静に判断して決めたエントリーであっても、負けが続くことは珍しくありません。
損失を必要以上に膨らませないためにも、負けをすぐに取り返したい気持ちは抑えて、自分で決めておいた取引ルールに則って行動することが肝心です。
ビットコインで損をしないためにできること
ヒットコインの取引で必要以上に損失を被らないためには、取引を始める前にどのタイミングでエントリーを行い、どのタイミングで利確や損切りを行うかといったことを事前にルールとして決めておくことです。
そして、自分で決めたルールは感情に流されずに徹底的に守ることを心掛けましょう。
ビットコインの取引で損をしないためには感情的になるよりもむしろ、機械的にルールを守ることに徹し、そのうえで冷静に取引をすることが必要です。
また、一気に利益を伸ばそうと欲を出すか、一気に損失を取り戻そうと焦ってしまうと、それが命取りとなって資産を一気に減らすことにつながるので、必要に応じて損切りをしながらコツコツ利益を伸ばすことを心掛けましょう。