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暗号資産マイニングコラム

リップルは将来いくらになる?これからの可能性

多くの暗号資産は基本的にビットコインの動きに連動しており、リップルも例外ではありません。そのため、2019年に入ってからビットコインは一時的に価格が上昇したものの、その後は下落トレンドなりましたが、リップルも引きずられるように同じような動きを見せ、現在は20円あたりの価格を推移している状態です。
ここまでの動きによって、リップルの価値について危機意識を抱いている方もいらっしゃると思いますが、今後の動向について前向きな意見があることも確かです。
そこで、リップルは将来的に価格が上昇する見込みはあるのか、この暗号資産が持っているポテンシャルを考慮して今後の可能性を考察していきます。

リップルは送金手段として適している

リップルには、暗号資産が通貨として認可されることに期待できる要素がいくつかあり、それによって価格が上がる可能性があります。
そのうちの1つとして、送金手段として適している機能性が挙げられます。
暗号資産として最も知名度の高いビットコインは、ブロック内で取引承認をすることに10分程度かかることや、取引量が多い場合は遅延や手数料の高騰が発生するなど、送金手段としては改善する必要がある課題をいくつも抱えています。
リップルはもともと国際送金に使われることを目的として開発されたことから、ビットコインが抱える送金速度や手数料の課題を解消することが期待されており、日本国内では主に投資目的として見られている暗号資産のあり方を変えることが可能なポテンシャルを秘めています。
現在の国際送金は送金に1日から3日は必要であり、手数料は約2,000円から6,000円ほどかかるといわれています。既存の送金システムよりは送金速度が速いビットコインでも数分や10分程度は必要になり、送金手数料も最高で6,000円以上かかることもあるようです。
それに対してリップルによる送金は約3秒で行うことが可能であり、送金手数料は約0.045円程度で済みます。これは他の送金手段と比較すると非常に速度が速く、手数料もほぼかからないといえるくらいに安く済みます。
これは、母国の家族に対して送金しなければならない人達にとっては特にありがたい機能だといえます。
従って、リップルは送金に関して革命を起こすのではないかと期待されています。

提携先の銀行が増えている

リップルは劇的なスピードではないものの、着実に実用化に向けた動きが進んでいます。
その主な動きとして、世界中でリップルと提携する銀行などの金融機関が増えてきています。
主な提携先としてイングランド銀行やシンガポール金融管理局、タイ銀行が挙げられますが、これらは全てその国の中央銀行です。
これらの中央銀行を筆頭に、アジアを中心とした金融機関でもリップルと提携するところが増えており、見本国内でも三菱UFJ銀行やみずほ銀行などがリップルと提携をしています。
おそらく、イングランドやシンガポールなどといった中央銀行が提携をしたことでその波に乗り遅れまいとする考えと、リップル自身が持つ送金システムのポテンシャルに期待を込めて、提携を進める金融機関が増えているのだろうと考えられます。

実用化が進められている
リップルはシステムの名称であり、通貨はXRPという単位で表されます。
タイのサイアム商業銀行がすでにXRPを使用していることを明らかにしており、メキシコの企業がxRapidというリップルのプロダクトを商用利用し始めたことも明かしており、ヨーロッパやアメリカとの間の送金に使われる予定のようです。
以上のように、海外ではリップルの商用利用が着々と進んでおり、これによってリップルの流通量が増えることで価格が上昇していくことが期待できます。

リップルが抱える懸念

ここまでリップルが持つポテンシャルに焦点を当てて、価格が上昇する要因になるものについて解説してきましたが、リップルには良いところばかりではなく懸念もいくつかあります。
そのうちの1つとして、リップルのサービスや技術は使われても、暗号資産であるXRPが使われない可能性があることが挙げられます。
リップルにおいて主に期待されているのは送金システムであるRipple Netであり、Ripple Netを構成する技術であるxRapidなどは重要視されても、この送金システムで使うことができる暗号資産であるXRPは単体ではそこまで需要が高いとはいえません。
このことから、リップルの技術やサービスが使われたとしても、XRPが使われなければ価格上昇しないのではないかと懸念する声があります。
また、もう1つの懸念としてリップルの普及にはかなりの時間を要することが挙げられます。
リップル自体の機能は素晴らしいものであり、価格の上昇だけでなく実用化されれば私達の生活を変える可能性がありますが、暗号資産はまだまだ新しいものであり、実用化には法整備や利用に伴う高いリテラシーも必要であるとされています。
また、法定通貨が安定している国からすれば暗号資産を実用化する必要性は低く、保守的な考えを持つところは少なくありません。

2020年以降の価格予想

ここまでに述べたことから、リップルの価格上昇には時間が必要であると見込み、世界中の金融機関による導入が進み、参入企業も増えてきたところで価格上昇が起こると考えた方が良いといえます。
ちなみに、どれくらいまで価格が上昇するかは意見が分かれており、1,000円に到達するという意見もあれば、10,000円以上に到達するという意見もあります。
いずれにせよ、リップルに関しては価格上昇の見込みはあると考えて、焦らず根気強く見守る方が良さそうです。

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