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暗号資産マイニングコラム

2024年の半減期到来、ビットコインの強気が加速するといえる理由 前編

2024年4月19日、ビットコインの4回目となる半減期が到来しました。大方の予想では4月20日か21日になると見られていましたが、少々早めに到来した格好です。
これにより、ビットコインのマイニングに対する1ブロックあたりの報酬が6.25BTCから3.125BTCに半減しました。
これによってビットコインはどうなるのか?といった論調の情報はたくさんあります。その内容を見ると「1年後に上昇」「今回は影響が少ない」などさまざまですが、筆者はビットコインが今後大きく上昇する材料が揃っていると感じており、その根拠をお伝えしたいと思います。
もちろん相場なので未来を100%予測することはできませんが、少なくともこれだけの材料があるうちは上昇する可能性の方が極めて高いといえます。

ビットコインはなぜ暗号資産の王者なのか

暗号資産はすでに1万以上の銘柄がありますが、そのほとんどが草コインです。ビットコイン以外の暗号資産はアルトコインと呼ばれ、いわば「ビットコイン以外」です。2位につけているイーサリアムはひとつ抜けた印象がありますが、それ以外の暗号資産はやはりアルトコインであり、ビットコインを超える価値を持つことは考えにくいでしょう。
では、なぜビットコインがここまで絶対的な王者なのでしょうか。
最大の理由は、暗号資産のパイオニア的存在であることです。ビットコインは暗号資産の中で最も歴史が古いため、性能だけを見ればビットコインよりも優れた銘柄はたくさんあります。ビットコインのハードフォーク銘柄として誕生したビットコインキャッシュはビットコインの課題点を克服した暗号資産なので、本来であればビットコインよりも高値になっていてもおかしくありません。しかし、現実は違います。そこにはやはり、オリジナルであること、先駆者であることが大きな意味を持っています。
同様にステーブルコインのパイオニア的存在といえば、テザーです。やはりテザーもステーブルコインのなかでは最も時価総額が大きく、信頼されている銘柄です。他にも米ドルのステーブルコインはありますが、ここでもやはり先駆者の強みが出ています。
こうした事情を考えると、今後も暗号資産の世界ではオリジナルが強みを発揮し、ビットコインの優位は変わらないでしょう。

ビットコインETFの影響は絶大

2024年のビットコインを巡る話題でもうひとつ見逃せないのが、ビットコインETFです。伝統的な金融資産であるETFにビットコインが採用されたことは、これまでの暗号資産の歴史の中では画期的なことです。
これまで暗号資産を運用資産に組み込んでいなかった機関投資家などがETFを通じてビットコインを買う形が出来上がったため、連日ビットコインには大量の買いが入っています。しかもその買い注文の量が新たに供給されるビットコインのマイニング報酬の量を上回っているため、ビットコインの高騰が起きています。
この状況で半減期となると、さらに供給が細ります。これこそ筆者がビットコイン強気を唱える最大の理由です。

後編につづく

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