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トランプ大統領の息子でトランプ・オーガナイゼーションのエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるエリック・トランプ氏は、銀行が今後10年間を生き残るためにはブロックチェーン技術を活用する必要があるとCoinDesk主催のカンファレンスで語っています。
この中でエリック氏は現在の国際送金の主要システムであるSWIFTを「まったくもって最悪だ」と批判しています。
トランプ・オーガナイゼーションは仮想通貨やサービスに多額の投資をしていますので、完全にポジショントークではあるのですが、今後銀行も法定通貨だけでなく仮想通貨に幅広く対応しなければいけないタイミングは必ず来るでしょう。
グローバル銀行のCitiは、2025年がステーブルコインを牽引役とするブロックチェーン普及の転換点となる可能性があると予測しており、これは「ChatGPT」によって人工知能が突然の成功を収めた年に類似するとまで述べています。
テザー社のUSDTやCircle社のUSDCなどを筆頭に規制上の支援と機関投資家の参入が定着するということを前提のもと、この資産クラスが現在の2300億ドル(約33兆1000億円)から2030年までに1兆6000億ドル(約234兆4000億円)に成長する可能性があると予測しています。
既存の金融システムと新しい金融システム、今後はこの2つが入り混ざった金融市場が形成されていく中で銀行は元より私たちユーザーの金融リテラシーもその変化に合わせてアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。