収録内容
最近、人気急上昇中の家庭用蓄電池。家庭用蓄電池を導入しようと検討する際、多くの人が考えるのは、「実際に元が取れるのだろうか?」という点でしょう。2023年、リーマンショック時を超える勢いで原油価格が高騰し、世界中で電気、ガス、そして原油の価格がどんどん上昇しています。この先の不透明さから、多くの人が太陽光発電に後付けで蓄電池を設置し、自家消費にシフトしようとする流れが広がっており、その結果、蓄電池の見積もり依頼も急増中なのです。皮肉なことに、電気料金の上昇と蓄電池導入の投資回収期間には密接な関係があります。電気料金が上がれば上がるほど、蓄電池を導入して元が取れるまでの期間も短くなるのです。
もちろん、蓄電池は初期コストが高いため、導入後の経済的な収支は気になるポイントです。では、実際に初期費用を回収できるのでしょうか?この記事では、家庭用蓄電池の実際のメリットと、「元が取れない」というウワサの真相に迫ります。さらに、家庭用蓄電池を導入する際のコストを抑える方法や、太陽光発電と蓄電池をセットで購入する際のメリットについても紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1. 家庭用蓄電池で「元を取る」とは?
- 1.1 夜間に安くなる電気料金プランで得する仕組み
- 1.2 逆に電気代が高くなってしまうパターンもある
- 2. 家庭用蓄電池で元が取れるのか?
- 2.1 家庭用蓄電池の初期費用
- 2.2 夜間電力を使ってどれだけお得になるのか
- 2.3 寿命までに元が取れるのか
- 2.4 蓄電池は寿命を超えても使い続けることができる
- 2.5 家庭用蓄電池で元を取るために知っておきたいこと
- 2.6 寿命
- 2.7 保証
- 2.8 メンテナンス
- 2.9 蓄電池えらびで後悔しがちなポイント
- 2.9.1 蓄電容量
- 2.9.2 停電対策
- 3. それでも蓄電池を設置する人が増えている理由