月ごとに売電量に大きな違いがあります。
5月が300kWhだったのに、7、8月は100kWhです。
故障でしょうか?
ご質問にある売電量を見ますと、多い時が5月の286kWhで、少ないのが8月の56kWhという開きには、大きく分けて二つの原因が考えられます。
そのひとつは家庭内での電気の消費状況で、家庭で消費する電気量が少なければ売電量は増え、家庭内で消費が多いと売電量は減るということです。
別の原因はさらに二つに分けられます。
そのひとつは天候が不順なことで、5月は五月晴れが連日続き、気温も比較的低く推移しために太陽光パネルが順調に発電したのに、7月~8月は猛暑で、高温のため太陽光パネルがダウンしたために発電量が減少し、さらにエアコンや扇風機を多用したことで家庭内の電気消費量が増えたことです。
別の原因は、これらとは関係なく太陽光発電システム自体になんらかの不具合が生じたことです。
このような種々の原因が売電量の開きになっていると考えられます。
ところで発電量は毎日モニターでチェックされているのでしょうか。
モニターで発電量を小まめにチェックしていれば、上記のような発電量が分かりますし、消費電力や売電量も把握することができます。
それと電力会社からの受電記録が大幅に異なるようなら、原因は別のところにあると思います。
いずれにしても、この月別の数字から見ると、売電量が減った理由は家庭内での電気消費量が大いに関係していると思われます。