太陽光発電と蓄電池のダブル発電に、さらにエネファームとHEMSを加えたシステムだと補助金が使えるし、システムとしても完璧だと聞いたんですが、どうですか?
太陽光と蓄電池、エネファームを同時に設置するのは可能ですが、ダブル発電扱いになるので売電単価は安くなります。
また蓄電池は発電ではなく充電のためです。
ちなみに太陽光発電で逆潮流を感知すると蓄電池側からの給電をとめる装置が付いている逆潮流可能型蓄電池だとダブル発電扱いになります。
太陽光発電とエネファーム、蓄電池それにHEMSという例はあまり聞いたことがありませんが、災害時には強い存在になる可能性はあります。
しかしコストパフォーマンスの観点から見ると高くつくことは間違いないでしょう。
やはり一般の常識から見ると精々太陽光発電と蓄電池までで、あとはオール電化にすると言うことではないでしょうか。
なお、補助金は平成27年度の国からのはありませんが、自治体ではこのような形以外での補助金を用意しているところがあります。
また、売電を考えるとダブル発電は止めたほうがいいでしょう。
通常の家庭用太陽光発電での売電単価35円のほうが断然高いのです。
ただし太陽光発電の発電規模は10kWh未満に限定されます。
このようなことを考えると5kWh程度の太陽光発電を入れて、オール電化にして、太陽光発電と電力会社の夜間電気をじょうずに使う方が経済的でコストパフォーマンスも良くなると思います。