太陽光発電パネルに適した屋根の向きや角度はどうやったらわかるのでしょうか?
太陽の適性角度は都道府県というよりも、太陽光パネルの適性角度の計算式がありますから、自分でも太陽光パネルの適性設置角度を割り出すことはできます。
なお、太陽光発電に適した屋根の向きは、太陽光に対してできるだけ垂直になることです。
太陽光が屋根に差し込むのは約60度で、太陽光に対してパネルを90度にするためには取り付ける架台の角度は30度が良いとされています。
ただしプラスマイナス10度程度であれば30度とほとんど同じですから、必ず30度にならなければならないと言うことではありません。
以下に適正角度の計算式を示します。
付記しますと23.4度は太陽に対する地軸の傾斜角です。
計算式は、夏至のときの太陽の南中高度(度)= 90 -(その場所の緯度) + 23.4で、冬至のときの太陽の南中高度(度)= 90 -(その場所の緯度) - 23.4です。
ここでその場所というのが現在位置で、これはご自分で調べるしかありませんが、地図で大体分かると思います。
地図には緯度と経度がついているのを使ってください。
どうしても分からない時には太陽光発電の専門販売施工店などに問い合わせれば見積もりを兼ねて無料で計算してもらえるかもしれません。