こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、突然のエコキュートの故障で修理や交換が必要になったものの「エコキュートを買い替えするお金がない…」と悩んでいる方に向け、可能な限りエコキュートの修理・交換の費用を安く抑えるための対策について解説します。
エコキュートに限らず、日々の生活の中で使用頻度が高い住宅設備は、きちんと点検・メンテナンスを行っているつもりでも、突然の故障で動かなくなってしまうことがあります。特に、エコキュートなどの給湯器は、住宅設備の中でも特に酷使される、屋外設置が基本で常に過酷な環境にさらされ続けているといった理由から、突然の故障に見舞われる可能性が高い設備となります。当然、家庭の給湯を一手に担う設備であるため、故障した際には修理や買い替えが必要不可欠となります。ただ、さまざまある給湯システムの中でも、大型の設備であるエコキュートは、交換に35~60万円程度かかるなど、家計への負担が大きく「交換したくてもお金がない…」と悩んでしまう方が少なくないとされているのです。
そこでこの記事では、日々の生活に必要不可欠な設備であるエコキュートについて、突然機器が故障した際、出来るだけ費用負担を軽減しながらお湯が使えるようにするための対策について解説します。
目次
エコキュートが故障!?最初に本当に壊れているのかを確認!
それでは、「エコキュートが壊れたけど、修理や交換するお金がない…」と悩んだ時、最初に行うべき行動について解説します。この段階で、適切な行動をとることができれば、余計な費用をかけずにお湯を使えるようになる可能性があります。
「エコキュートが壊れた!?」と疑ってしまう状況では、キッチンやお風呂でお湯が出なくなる…、エコキュートのタンクにお湯が貯まらない…などと言った症状が出ているのだと思います。エコキュートは、家庭の給湯を担うための給湯器なので、お湯が使えなくなれば、当然機器の故障を疑ってしまいます。しかし、「お湯が出ない」「お湯が貯まらない」という状況でも、エコキュートそのものが故障しているわけではないケースもあるのです。
したがって、エコキュートが壊れた…と疑ってしまう状況が発生した際は、まず以下の点を確認してみましょう。
エコキュートが本当に壊れているのか確認する
お湯が出ない…、お湯が貯まらない…と言った不具合が生じた場合でも、エコキュートそのものの故障ではない可能性があります。当然、エコキュートが故障もしていないに、焦って専門業者に点検や修理を依頼すると、出張点検料などの無駄なコストがかかってしまう可能性があります。したがって、まずは本当にエコキュートが壊れているのかどうかを慎重に確認することからスタートしましょう。
エコキュートに何らかの不具合が生じた際には、台所などに設置されているリモコンにエラーコードが表示されているはずです。エラーコードは、メーカーによって並ぶ文字が変わるもの、基本的には3~4文字の英数字が表示されます。そして、購入時に付属されている取扱説明書などを見れば、エラーコードが何を意味していて、どのような対処が必要なのかがわかるようになっているのです。
例えば、パナソニック製のエコキュートを設置しているお宅で、朝方にお湯が出なくなりリモコンに「F12」というエラーコードが表示されていた場合、「貯湯ユニットの給水配管が凍結している」など、配管凍結が原因で機器の故障ではありません。配管凍結が原因でお湯が出ないという不具合が生じた際には、配管にぬるま湯をかけて凍結した部分を温めるだけで問題を解消することが可能です。つまり、専門業者に費用を支払って修理したり、エコキュートそのものを交換する必要がないわけです。
エコキュートの突然の不具合は、配管凍結以外でも、利用者自身で対処可能な場合も少なくないので、「エコキュートが壊れた!交換するお金がない…」と悩む前に、本当に機器の故障なのかを症状や表示されているエラーコードなどから判断しましょう。
メーカーや販売店の保証期間・内容をチェック
「エコキュートが壊れたけど、お金がない…」なんて時には、エコキュート購入時に加入したメーカー保証の内容や期間を確認しましょう。また、販売店によっては、独自の保証制度を設けている場合があり、故障内容によっては販売店の保証が利用できる可能性もあります。
まず、メーカー保証については、購入した時点で、全ての購入者に対して一定期間の機器保証が認められています。メーカー保証期間内であれば、エコキュートが故障した際、修理や交換を無償もしくは安価に受けられるようになっているのです。メーカーによる通常保証は、エコキュート本体、ヒートポンプユニット、貯湯ユニットごとに、1~5年間の保証がついていますが、メーカーごとに保証内容と期間が大きく変わるため、どこまで保証されるのかを確認しましょう。また、購入時に追加費用を支払うことで、メーカーの保証期間を延長できる延長保証(5~10年)制度も設けられています。延長保証への加入は、購入者が任意で決めるものなので、ご自身がこれに加入しているかどうかも確認すると良いでしょう。
そして、エコキュートに不具合が生じた際、メーカーの保証期間がまだ残っている場合は、各メーカーが用意しているサポートセンターに連絡し、点検と修理の見積り依頼を出すと良いです。
ちなみに、エコキュートの設置を依頼した販売店についても、独自の保証を用意しているケースがあります。購入時の契約書などを確認すれば、販売店による保証の内容と期間も分かると思いますので、そちらも確認して利用可能であれば、販売店に相談すると良いです。
火災保険が利用できないかも確認する
意外かもしれませんが、エコキュートが故障した際、その修理や買い替えに火災保険が利用できる場合もあるのです。もちろん、火災保険は、無条件に利用できるわけではなく、いくつかの条件を満たさなければいけません。例えば、以下のようなケースであれば、エコキュートの修理・交換に火災保険が利用できる可能性があります。
- 火災によってエコキュートが故障した場合
- 落雷の影響でエコキュートが故障した場合
- 台風などの強風でエコキュートが故障した場合
- 洪水や高潮でエコキュートが水没した場合
- 不測かつ突発的な事故でエコキュートが故障した場合
- エコキュートが盗難にあった場合
上記のようなケースでは、一般的な火災保険であれば適用可能です。ただ、火災保険の保証内容は、ご家庭ごとに異なるので注意が必要です。火災保険は、付帯する特約の内容で保険料が上下するため、加入者の意思で特約を削っている可能性があります。例えば、風災補償の特約を外している場合、台風による強風の影響でエコキュートが故障した…なんて被害に火災保険を利用することができなくなります。
エコキュートが壊れた時に「火災保険が使えないかな?」と思えば、まずご自身が加入している火災保険の保証内容を確認してみましょう。保険証書などを確認してもよくわからない場合は、保険会社に連絡してみると良いです。
修理するか買い替えするかを見極める
エコキュートが「壊れた!?」となった時は、先ほどご紹介したように、本当に故障しているのか、故障の場合はメーカー保証や火災保険が利用できるのかを始めに確認しましょう。エコキュートが壊れていたとしても、メーカー保証や火災保険が利用できれば「お金がない…」という場合でも安心です。
ただ、エコキュートが故障した際でも、「修理か買い替えどっちが良いのか?」は慎重に判断しなければいけません。「お金がない…」というケースでは、安易に修理するという判断に陥りがちですが、エコキュートの故障個所などによっては、修理よりも買い替えの方が中長期的に見てお得になるケースもあるのです。
ここでは、「エコキュートが壊れたけど、お金がない…」と悩んでいる方が抑えておきたい、修理と買い替えの見極めポイントをご紹介します。
使用年数で修理か買い替えを見極める
エコキュートに何らかの不具合が生じた際、修理か買い替えの判断をするための第一のポイントが「使用年数」です。
エコキュートに限らず、どのような設備であっても機器の耐用年数と呼ばれる寿命が設定されています。一般的に、エコキュートの耐用年数は10~15年と言われていて、設置してから10年以上経過したエコキュートは「いつ故障してもおかしくない」という状況と言えます。設置から10年前後経過しているエコキュートに不具合が生じた際、修理の方が安いからと安易に修理という選択をすると、修理後に不具合が頻発し何度も修理しているうちに費用がかさんでしまう…なんてことになりかねません。このような状況に陥れば「最初から新しい機種に買い替えすれば良かった…」と後悔する可能性が高いでしょう。
エコキュートの修理か買い替えかで迷った際には、「何年程度使用した機器なのか?」を振り返り、「購入してからまだ5年ぐらい」というように、経年劣化とは思えない状況なら修理という判断でも良いでしょう。ただ、エコキュートの故障は、使い方や設置環境の影響を強く受けてしまいますので、何度買い替えても5年程度で故障が発生するという場合は、エコキュートの設置が適していない可能性もあります。
どちらにせよ、設置から8年以上経過したエコキュートの場合で、メーカー保証や火災保険が利用できないというケースでは、寿命が近づいていて修理しても不具合が頻発する可能性が高いため、買い替えが望ましいと考えてください。
修理に「いくらかかるのか?」で見極める
二つ目の見極めポイントは、「修理にいくらかかるのか?」という点です。例えば、軽微な故障でメーカー保証を利用すれば、無償もしくは1~3万円程度で修理できるという場合、買い替えではなく修理の方が良いです。しかし、エコキュートの修理は、故障した箇所によって驚くほど高額な修理費用がかかる場合があるのです。
例えば、エコキュートの心臓部分であるヒートポンプユニットが故障している…というケースでは、安くても8万円程度、高い場合は10~15万円という修理費用がかかります。もちろん、エコキュートを買い替える場合、35~60万円が相場なので、これよりは安くつきます。しかし、ヒートポンプユニットなど、重要部品が故障した場合、他の箇所にも影響を与えてしまい、修理した後も不具合が頻発する可能性が非常に高くなるのです。実際に、エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップに修理のご相談を頂いた場合でも、ヒートポンプユニットなどの重要部品の故障と判明した時には、交換をおすすめする場合がほとんどです。10万円以上の費用をかけて修理しても、元通りの状態に戻すことが難しいため、無駄なコストをかけることになる可能性が高いからです。
「エコキュートが壊れた…」という場合に、修理か買い替えを判断する際には、修理費と交換費を比較して、新しいものに交換したほうがお得だと感じた時は、素直に買い替えするのが良いでしょう。
なお、以前別の記事にて、エコキュートの修理にかかるおおよその費用をご紹介しているので、修理費用相場が知りたいという方は、以下の記事もご確認ください。
修理・買い替え費用を安く抑えるためには?
ここまでの解説で「エコキュートが壊れたけどお金がない…」という場合の初期対応について分かっていただけたと思います。エコキュートが故障した場合、修理するにしても買い替えするにしても、それなりの費用がかかってしまいます。
それでは、修理や買い替えにかかるコストを抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、安く修理できる方法と、買い替え時のイニシャルコストを抑える方法についてご紹介します。
エコキュートが故障した時、安く修理する方法
まずは、エコキュートの修理費用を安く抑えるための対策です。これについては、複雑な方法を使うのではなく、以下の方法が採用できるかどうかで決まります。
・メーカー保証を利用する
・販売店の保証サービスを利用する
・火災保険を利用する
エコキュートの修理費用を抑える方法は、上記の手段に限られます。逆に言うと、「メーカー保証が切れている」「修理保証などがない販売店から購入した」などと言った場合には、正規の修理費用を支払うしかありません。したがって、エコキュートの購入時は、万一の故障のことを考えて「メーカーの延長保証に加入するか?」「販売店の保証はどのような内容になっているのか?」を慎重に判断しなければならないと考えてください。
火災保険に関しては、住宅ローンの加入条件になっているため、ほとんどのご家庭が保険に入っているはずです。ただ、付帯している特約などに関しては、加入者の判断にゆだねられているため「どのような問題に備えたいのか?」によって今一度、火災保険の内容を確認しておきましょう。火災保険は、その名称から「住宅火災に備えるための保険」というイメージを持たれていますが、そうではなく災害による建物・設備の被害なども補償してくれる、非常に心強い保険です。エコキュートの故障原因が、火災保険の適用範囲に入っている内容の場合、修理費を安く抑えることが可能です。
買い替えのイニシャルコストを抑えるならリースやレンタルを検討する
エコキュートの交換は、「購入する」という選択以外にも、リースやレンタルサービスを利用するという方法があります。そして、リースやレンタルサービスでエコキュートの交換を行う場合、初期費用がかからないというメリットが得られるのです。
「エコキュートが壊れたけど、お金がない…」と悩んでいる方は、修理や買い替えするためのまとまったお金が用意できないことが理由のはずです。リースやレンタルによるエコキュートの導入は、リース会社やレンタル会社から月額〇円という利用料金を支払うことで、中長期的に機器を貸し出してもらうというサービスになっています。また、エコキュート本体は、貸出した会社の所有物となるため、定期的なメンテナンスや経年劣化による修理などは、貸出側の責任で行ってもらうことができます。
リースやレンタルは、「エコキュートが壊れたけどお金がない…」という方にとっては、非常にありがたいサービスのように感じますよね。
ただし、リースやレンタルサービスは、メリットばかりが得られるのではなく、見落とすことができないデメリットもあるので、その点は注意しましょう。例えば、リースやレンタルの場合、限られた機種の中から選ばなければならないため、希望通りのエコキュートを設置することができない場合があります。また、リースやレンタルは、初期費用を支払って購入するのと比較すると、トータルコストは高くなってしまう点も注意が必要です。リースやレンタルは、初期費用が0円と言われるため、お得にエコキュートの交換ができると感じますが、長期の契約期間が設けられていて、中長期的に見るとコスト高になるのです。
ガス給湯器に戻すことも検討する
「エコキュートが壊れたけどお金がない…」という方が、出来るだけ安くお湯を使えるようにする方法としては、エコキュートからエコキュートに交換するのではなく、ガス給湯器に切り替えするという選択肢もあります。というのも、ガス給湯器の交換にかかる費用は、エコキュートの交換よりも安くなるケースが多いからです。
先ほどからご紹介しているように、エコキュートが故障した際、新しい機種に交換するためには35~60万円程度の費用がかかるとされています。これが安いとみるか高いと感じるかは人それぞれなのですが、ガス給湯器の場合、安い機種であれば15万円ほどで交換することが可能なのです。エコキュートは、給湯器の中でも大型のシステムになるため、本体も設置工事にかかる費用も割高になってしまい、交換時の初期費用の高さがネックになるとされています。一方、ガス給湯器の場合は、壁掛け設置も可能など、機器の小型化が進んでいるため、交換にかかる費用を抑えることが可能なのです。
注意が必要なのは、ガス給湯器とエコキュートを比較した場合、日々の給湯にかかるランニングコストは、エコキュートの方がかなり安くなるとされています。つまり、長期間使用することを考えると、トータルコストではエコキュートの方が安くつくのです。また、もともとオール電化を採用している住宅で、ガス管を引いていないという場合には、ガスの引き込み工事が必要になるため、初期費用もエコキュートより高くなる可能性があります。
ガス給湯器に戻すという選択は、もともとガス管が引き込みされているお宅で「とにかく給湯器の交換にかかる初期費用を安く抑えたい」と考えている方にのみおすすめできる方法です。
その他、エコキュートの修理・交換を安く抑えるための工夫
上述したように、エコキュートが故障した際、リースやレンタルサービスを活用する、ガス給湯器に戻すといった対策で、初期費用を抑えることが可能です。しかし、これらの方法については、初期費用は安くなるものの、長期間にわたってエコキュートを使用した時のトータルコストで見ると、割高になってしまう…という欠点が存在するのです。
「エコキュートが壊れたけどお金がない…」という時、修理や交換を安くするための工夫は他にもあるので、以下のような対策も検討してみましょう。
アフターフォローが手厚い業者を選ぶ
この対策は、将来的に発生する修理費用を抑えるために非常に重要なポイントになります。エコキュートを購入する際には、見積り金額の安さに着目して業者選びを進める方が多いです。特に、「エコキュートが壊れたから急いで交換したい!」などと言った状況の場合、早くお湯を使えるようにしなくては…と焦ってしまい、総額の安さだけに注目する方が多いです。
しかし、エコキュートは、10年以上利用することを想定した設備ですので、その時点での安さよりもアフターフォロー体制の充実度が非常に重要になります。上でもご紹介したように、エコキュートは、メーカー保証以外にも販売店の保証制度により、万一の際に無償もしくは安く修理してもらうことも可能なのです。しかし、販売価格の安さを重視する会社の場合、そういったアフターフォローサービスをおざなりにしている可能性が高く、設置後は点検もメンテナンスも利用者が依頼しなければ何もしてくれない…なんてことも珍しくありません。さらに、点検を依頼する場合には、作業員の出張費や作業費を請求されることになるため、耐用年数分使用すれば高くついてしまうことも多いのです。
アフターフォローサービスが充実している会社の場合、定期的な点検やメンテナンス、消耗部品の交換などを無償で行ってくれる場合があり、一度設置したエコキュートを長く使用することができるようになります。つまり、見積り金額が多少割高でも、中長期的に給湯部分にかかるコストを大幅に安くすることができるわけです。
この対策は、エコキュートの交換費用そのものを安くできるわけではありませんが、給湯器にかかるトータルコストを安くするには重要なポイントです。
複数の業者から相見積もりを取る
当たり前の対策のように思えますが、「エコキュートが壊れた!」なんて場合には、早くお湯を使えるようにしたいと考え、この工程を省いてしまうお客様は多いです。
エコキュートの修理や交換にかかる費用は、当然、依頼する業者によって上下します。インターネットでエコキュートの交換に関して少し調べてみればわかりますが、同じ機種を購入する場合でも、数万円レベルの価格差が当たり前のように生じているのです。
「お金がない…」という方の場合、交換を焦ってしまうことで、業者の言いなりで買い替えの話を進めてしまうケースが少なくありません。そして、相談した業者が悪徳業者だった場合、通常よりも高い費用をかけて買い替えする…なんてことになりかねないのです。複数の業者から相見積もりを取れば、修理や交換費用の相場感を掴むことも出来ますし、悪徳業者に騙される可能性も低くなります。
なお、相見積もりを取る場合、上で紹介したように「見積り金額の安さ」だけに注目するのは良くありません。見積りを比較する際には、金額だけでなく、どのようなサービスが含まれているのか、見積り内容までしっかりと比較しましょう。
初期負担を軽減したい場合、リフォームローンの利用を検討
エコキュートの修理や交換を専門業者に依頼する場合、費用の支払いは一括払い一択と考えている方が多いかもしれません。しかし、販売店によっては、一括払い以外にも、リフォームローンの利用など分割払いに対応している会社も多いです。したがって、電話などで修理や交換の相談をする際、最初に支払い方法の種類について確認しておくと良いです。
ローンなどの分割払いが利用できる場合、リースやレンタルと同じく、まとまった初期費用を支払う必要はなく、無理なく月々の支払いでお湯を使えるようになります。
補助金を利用する
最後は、エコキュートの交換費用を安くする方法として、最もおすすめできる対策です。エコキュートは、電気と大気中の熱を利用してお湯を作るシステムで、ガス給湯器などと比較すると、CO2排出量を低減できる「環境に優しい給湯器」とみなされています。そのため、国や自治体は、エコキュートのさらなる普及を強く後押ししていて、非常に手厚い補助金が給付されるようになっているのです。
例えば、2024年度に関しては、給湯省エネ2024事業という補助金が用意されていて、エコキュートの交換の際には8~18万円もの補助金をもらうことができるようになっているのです。ちなみに、この他にも、子育てエコホーム支援事業でも、エコキュートは対象に入っていますし、自治体によっては国の補助金と併用できるエコキュートの補助金などもあります。
補助金を利用すれば、エコキュートの交換にかかる費用負担が大きく軽減できるため、補助金申請に慣れている販売店に交換を依頼するのがおすすめです。
まとめ
今回は、突然のエコキュートの故障で、修理や交換が必要になったものの「お金がない…」と悩んでしまった時の対処法について解説しました。
エコキュートなどの給湯器は、その他の住宅設備と比較すると、使用頻度が圧倒的に高くなるため、突然の故障で頭を悩まされてしまう可能性が高くなります。実際に、数分前までは普通にお湯が使えていたのに、いきなりお湯の供給が止まってパニックになる…なんて状況も珍しくないのです。日常生活の中で、お湯は必要不可欠なものなので、エコキュートが故障した時には、いち早く修理もしくは交換してお湯を使えるようにしたいはずです。そのような場合には、記事内でご紹介した対処法を思い出し、エコキュートを安く修理・交換できるように工夫すると良いでしょう。
エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップは、全国でエコキュートの販売・施工を行っています。突然のエコキュートの故障で「早くお湯が使いたい!」という場合でも、在庫を豊富に抱えているため、最短即日工事も可能なので、お気軽にご相談ください!