WBC開幕!期待されている人が期待通りの結果を出す難しさを実感

石橋大右

2026.3.8 石橋の考え

WBC開幕!期待されている人が期待通りの結果を出す難しさを実感

こんにちは、石橋です。
いよいよ開幕したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)!
早速心に残るシーンが多々あるので、今回も語らせてください。

WBCは、今や世界一野球が強い「国」を決める国際大会となりました。
当初は言い出しっぺのアメリカがあまり乗り気ではなく、メジャーリーガーの大物があまり出場しないのが普通でした。実質的な「アメリカ不在」の中で、日本と韓国がライバルとして競い合ってきた大会のように見えていましたね。
しかし、今は違います。
今やアメリカのメジャーリーガーも「WBCに出なければ損」と考えるようになり、2026年大会は本気の布陣です。これまでの日本の頑張りや、各国が見せてきた感動のシーンなどがアメリカを本気にさせたわけです。これだけでも、日本代表の先人たちの功績は計り知れません。イチローやダルビッシュなど、彼らが日本のプロ野球選手を世界に連れて行ってくれて、今や大谷翔平という世界一のプレイヤーを擁するチームを誕生させてくれたようなものです。

こういう国際大会という大舞台では、アスリートが本来のパフォーマンスを発揮することが何よりも大切です。どんなに厳しい練習を積んできても、それを本番で発揮できなければ意味がないのですから。
しかし、これが本当に難しい。

それを顕著に感じたのが、初日の番狂わせでした。
台湾とオーストラリアが対戦して、何と優勝候補とまで言われた台湾が敗れました。私は日本の優勝を信じて疑いませんが、その日本に立ちはだかるライバルの1つが台湾だと思っています。それは今も変わりませんが、それだけに初戦の敗北は意外でした。
打撃陣が不振で点が取れなかったというのが敗因として指摘されていますが、その後台湾代表はチェコ相手に14対0で大勝しています。相手が格下とはいえ、打てていないわけではないんです。
一昨年に開催された「プレミア12」では、台湾代表チームが優勝しました。あらゆるスポーツで台湾代表が国際大会のトップに輝くことがほぼ初めてということもあって、国内は大フィーバー。その勢いで次なる国際大会、しかも事実上の世界一決定戦であるWBCに乗り込んできたのですから、期待値は相当なものだったでしょう。
選手の意気込みも相当なものだったと想像します。そうなると心配なのが、本来のパフォーマンスを発揮する難しさです。さすがに一流のアスリートだけn緊張してガチガチになるほどのことはないと思いますが、やはり意識するものはあるでしょう。台湾からは日本へ大挙して応援団が来ていて大声援を送っています。これで普段通りのパフォーマンスを出せるほうが、むしろ不思議ではないでしょうか。

そう考えると、期待されていながら期待通りにホームランを放つ大谷翔平や鈴木誠也、吉田正尚といった選手たちがいかに規格外なのかが分かります。昨日の韓国戦、日本の打線は1番の大谷から始まって近藤、鈴木、吉田、岡本、村上と続く超重量打線です。それぞれ自分のチームで攻撃の中核となるような立ち位置の選手ばかりなので、当然期待されます。
期待と大声援の中、打席に立ってホームラン攻勢。相手は韓国のかなり実力のあるピッチャーだけに、そう簡単に打たせてくれるはずもありません。そんな中でホームランを量産するのですから、嬉しいという感情の次には「この人たちのメンタルどうなってんねん」という畏怖の念すら抱きました。やはり、超一流のアスリートは自分のコンディションをうまくコントロールすることに関してもプロなんでしょうね。天晴れ、感服です。

そんなWBCでは、スポーツマンシップの美しさを感じるシーンが早くも随所に見られます。台湾代表チームの所作は礼儀正しくて好感が持てますし、観客席で応援をしている台湾からの観客もマナーが良いことが注目されています。
チェコ代表チームも礼儀正しい振る舞いが注目されていて、今回もそんな姿を見せてくれています。こういう気持ちにさせてくれるのも、野球の面白さ、国際大会だからこそ集まる一流選手の素晴らしさだと思います。
まだまだ大会は続きます。日本は優勝あるのみ、がんばれニッポン!

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