こんにちは、石橋です。
相変わらず世間ではコロナ、コロナと騒ぎが続いています、数か月前と比べるとかなり状況が変わってきたことを感じる今日この頃です。
何が変わったのかというと、コロナウイルスに対してほぼ全容が明らかになってきたことで、必要以上に恐れることはないという真っ当な意見が出始めていることです。
コロナウイルスに関連する「要人」たちの発言にも変化が見られます。
日本感染症学会の尾身会長「流行はピークに達したとみられる」
テドロスWHO事務局長「スペイン風邪よりも短い収束が可能」
テレビに出ている似非専門家、似非コメンテーターのコメントは言及に値しないので、ここではスルーします。この似非専門家たちがどんなに不安を煽ろうと、中途半端な知識でマウントを取りに来ようと、コロナウイルスの感染拡大はすでにピークアウトしている事実が徐々に認められつつあるわけです。
そして今、コロナウイルスに対する認識は「ただの風邪」よりは強いもので、「季節性インフルエンザ」ほど恐ろしいものではないという認識が固まりつつあります。これについては、私もずっと思ってきたことです。
だって、考えてみてください。インフルエンザにはすでにワクチンがあって、治療薬もあります。そしてそれらの医療は正常に機能していて、それで治った人も数えきれないほどいます。なのに、インフルエンザで亡くなる人の数はコロナウイルスの何倍にもなります。ワクチンと治療薬があるのに、です。
それに対してコロナウイルスにはまだ有効なワクチンと治療薬はありません。ロシアがワクチン接種をしているそうですが、あれに有効性があると思っている人は皆無でしょう。そうなると、まだ有効な医療手段がないというのが共通の認識です。それなのに日本では「ファクターX」のおかげもあって死者数は少なく、今後爆発的に増える兆候も見られません。ワクチンと治療薬がまだないのに、です。これでどちらの病気が怖いか、火を見るよりも明らかですね。
人は、未知のものに対して過剰に反応する習性があります。それは病気に限らず、もし宇宙人が地球に現れようものなら、ウイルス以上のパニックになることでしょう。人は知らないものが怖いのです。
今回のコロナ騒動では、不安を煽り続けているテレビ局や似非専門家たちはずいぶん儲けたことでしょう。しかし、そのせいで経済に大ダメージが発生し、テレビ局の広告収入が減っているそうです。そりゃそうですよね、何をやってるんでしょうか。
沖縄に行った人から、現地の悲痛な声を聴きました。もちろん感染拡大のダメージではなく、感染拡大の恐怖を煽る報道のせいで経済的な苦境に立たされているというダメージです。那覇に住む人の話ですが、沖縄で発生している感染クラスターは松山という繁華街がほとんどで、八重山諸島で発生したクラスターも松山のキャバクラ関係者が西表島で開催したバーベキューです。つまり、松山のキャバクラやホストクラブに関係している人以外が普通に生活しているだけで感染リスクに晒される可能性は極めて低いのです。
しかし、「沖縄は感染パニック」と煽って、観光のベストシーズンなのにどこもガラガラ。もちろんそれに安心を感じる人もいるでしょうが、大半の人は「騒ぎ過ぎだ」と感じているそうです。しかも観光業に関わる人が圧倒的に多い土地柄だけに、職を失う人、給料が減ってしまった人が続出してそれが嘆き節になっている状況です。
未知のものに対して恐怖を抱くのが人間だと述べましたが、すでに新型コロナウイルスは未知のものではありません。全容が明らかになり、感染予防の有効な対策も確立しています。やがて治療法も確立していくのですから、必要以上に恐れることなく、必要なものは恐れるスタンスですべての人が損を被らない真っ当な世の中にしていきたいものです。