こんにちは、石橋です。
緊急事態宣言のさなか、皆さまいかがおすごしでしょうか。
しかも緊急事態宣言が延長される見通しだとかで、もうさすがにダレてしまっている人も多いですね。飲食店だけが夜になると閉まっているのが違和感ありますが、それ以外はあまりいつも違わない風景の感があります。
いや、もしかするとこの風景に私たちが慣れてしまっているのかもしれません。
今回はコロナ関連で色々な動きがあったので、そのあたりをご紹介しつつ、先の明るい話をしたいと思います。
コロナワクチンが続々と開発されているのは、皆さんもご存じだと思います。
ファイザー、モデルナ、そしてアストラゼネカ。アメリカとイギリスの製薬会社が続々とコロナワクチンの開発に成功しています。そして日本でも塩野義製薬やタカラバイオなどの企業がコロナワクチンの治験を進めており、早ければ今年のうちに実用化されるかもしれません。中国とロシアにもワクチン開発成功のニュースがありますが、これは置いておきましょう(笑)
すでに最前線では「コロナワクチンの開発はまだか?」ではなく「どうやって接種を進めていくか」への関心に移っています。
日本のマスコミはコロナワクチンが効かないだの、変異株に対応していないだの、ネガティブキャンペーンに夢中になっていますが、想像の世界の話がほとんどなので、こちらも放置しておきましょう。
ここでは、確かなところから出ているもので公開情報から、コロナワクチンの最新事情と先が見えてきたという明るい話題をご提供したいと思います。
コロナワクチンの今後を知るうえで、見逃せないのがイスラエルの動向です。イスラエルは世界で最も早くワクチン接種を進めており、国全体が治験をやっているような状態です。すでに12万人以上の接種を完了して、その人たちの陽性率が0.01%という衝撃的なデータが発表されました。しかもこの陽性者は全員軽症で、医療のお世話にならなくてもよい人ばかりだそうです。
これはすごいことです。しかもイスラエルでは変異株も見つかっていますが、それでもこのデータなので、ファイザーのワクチンが変異株も含めてかなり高い効果を発揮していることが分かります。
ここで「ファイザーのワクチンは欧米人向けなので日本人に効くかどうかわからない」なんて話も聞こえてきますが、ファイザーが全世界に輸出することを想定して治験モニターには世界中の人種を織り交ぜており、その中には東洋人もかなり含まれていたということを無視しての発言なんでしょうかね?
すでに世界ではワクチンの効果を示すデータが続々と出ているので、ワクチン懐疑論は大きく後退しています。1月31日に時事通信が報道した記事では世界中で接種希望者が急増しているとのことですが、日本は接種を強く希望する人の割合が最も低かったそうです。マスコミがワクチン懐疑論を垂れ流した「成果」ですね(笑)
ファイザーのワクチンだけでもこれだけのムーヴメントが起きているのですから、今後続々と世界各国からワクチンが開発されてくると、この様相はどんどん一変していくでしょう。アメリカではジョンソンエンドジョンソンやサノフィという会社がまもなくワクチンを実用化しますし、フランスのノババックスという製薬大手もまもなくワクチンを実用化します。
世界はもうここまできています。もちろん日本の製薬会社も頑張っているので、日本製のコロナワクチンが登場する日も近いでしょう。世界はすでにアフターコロナに向けて本格的に動き出しています。その動きに乗り遅れることは、次の時代に向けた主導権争いに負けることを意味します。
自粛だけでパンデミックが収まるのであれば、今頃日本ではコロナ禍なんてすっかり落ち着いていることでしょう。GOTOキャンペーンをやめても状況はそれほど変わっていませんし、緊急事態宣言を出しても大きく状況が改善しているわけでもありません。
一般の人ができるレベルの努力には限界があるので、そこから先は科学の力が必要です。その科学の力が、いよいよ本気を出してきています。人類にとって共通の敵であるコロナウイルスに対して、人類は科学の力でここまで応戦しているのです。
もう先は見えてきました。もちろん1人1人の感染予防もとても重要なので、それを抜かりなくやりつつ、科学の力で次の時代を切り拓いていきましょう!