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オール電化のメリット

オール電化のメリット

オール電化のメリット

オール電化には様々なメリットがあります。
特に、オール電化+太陽光発電は相乗効果で光熱費をより安くすることが可能です。

経済的メリット

エコキュートは、ガス給湯器に比べてエネルギーの消費効率がいいので使用コストが安く、また深夜帯の安い電気でお湯を沸かすため、給湯にかかる料金が削減できます。

合わせてガスの基本料金も使用料金もゼロになるので、トータルの光熱費はもっと下がります。

非常時メリット

エコキュートは本体が貯湯タンクになっており、非常時には取水コックからお湯を取り出せます。
非常時の生活用水を一人一日8リットルと仮定すると、370リットルタンクなら家族4人の10日分以上になります。

なお、この水は飲料水としては利用できません。
理由は、タンクや水が汚れているからでも雑菌が繁殖しているからでもなく、水を煮沸しているためカルキ(塩素)が抜けているから。
水道法上、カルキが抜けた水は「飲料水」として認められないのです。

ですので、生活用水としては安心してご利用いただけます。非常時にやむを得ず飲用する場合は、念のため煮沸するなどの処置を取りましょう。

また、災害時には電気・ガス・水道の中で電気の復旧が一番早いとされています。オール電化なら電気が復旧すれば全ての住宅機能が回復できるので安心です。

安全性メリット

火災原因のうち、約一割~二割がコンロ由来、そのうち八割がガスコンロによるものです。
IHクッキングヒーターでは火を使わないので火事や火傷が起きにくく、ガスコンロよりも安全。

※天ぷら油が発火する・鍋に触るなど、全く起きないわけではありませんが、確率は非常に低い

鍋の温度が上がり過ぎると自動的に温度を下げる機能や、空焚きを防止する機能がついたものもあります。
また、火災の少ないオール電化なら火災保険の割引も適用されます。

さらに不完全燃焼や換気不足によるガス爆発や一酸化炭素中毒の危険もなく、クリーンな空気の中で安全に暮らせます。

快適性メリット

サッと拭くだけ、簡単お掃除のIHクッキングヒーターの快適さは、ガスコンロの比ではありません。
熱伝導率も高く、まわりが暑くならないので夏でも快適にお料理できます。

また、室内で火が燃焼しないために空気を汚さず、換気が要らないので暖房・冷房効率がいい、火が燃焼する時に発生する水蒸気が出ないのでカビやダニ・建物の老朽化の原因となる結露も減らせるなど、お部屋の環境をよりよく保つことができます。

環境性メリット

エコキュートは火を使わずヒートポンプ式でお湯を沸かすので、地球環境保全に効果的です。
試算では、都市ガスと比較して年間杉の木30本分以上のCO2を削減できるとされています。
また、需要がなく余っている夜間電力を有効活用し、その分昼間の電力使用を減らせるため、発電所の無駄を省くことができます。

オール電化のデメリット

オール電化にもデメリットはあるのでは?

もちろんオール電化にもデメリットはあります。しかし、勘違いでデメリットと思われていることもあります。

導入コストが割高

ガスコンロやガス給湯器に比べて、IHクッキングヒーターやエコキュートは機器費用が高くなります。
これは、安くなる月々の光熱費でまかなうことができます。

貯湯タンクを置くスペースが必要

貯湯タンクは、標準タイプでおおよそ70*70*210(cm)、薄型で45*110*210(cm)ほどの大きさがあります。
大きいように見えますが、実際には家と塀の間の狭いスペースにも設置可能なことが多く、ほとんどのご家庭で設置可能です。

また、マンションなどでも設置できるように貯湯タンクをコンパクト化したタイプや、デザイン性を高め人目につく場所にも置きやすくしたタイプもあります。

ガスがないと不安?

オール電化は停電になったら終わりなので、ガスも併用したいというご意見があります。

確かに、停電になればオール電化機器は使えません。しかし、ガス機器も多くが電気制御であり、使えないものがほとんどなのです。
危機管理という面においては、ガスがあっても変わりません。むしろ、災害後復旧が一番早いのは電気ですので、それを考えるとオール電化住宅の方が危機管理に優れています。

ちなみに、日本の停電時間は世界有数の短さを誇り、一軒当たり年間0.14回/16分(2007年度 10社計)となっています。

子供が火の危険性を覚えられない?

ガス機器をなくさないためのキャッチフレーズとして使われた言葉ですが、実際には子供にガスコンロを使って教育することはそうないでしょう。
ライターやアロマキャンドル、キャンプやバーベキューなど、火の危険性を教える機会は他にいくらでもあります。

火による教育よりも、火を使わないことで子供の安全を守る方が重要ではないでしょうか?

昼にたくさん電気を使う家庭では、光熱費が安くならない場合がある

時間帯別電灯制度は昼の料金が高いので、昼の方が電気をよく使う場合は逆に高くなってしまうこともあります。
ライフスタイルや使用量により差がありますので、安くなるかどうか知りたい場合は個別にお問合せください。

そして、そのデメリットをカバーできるのが太陽光発電です!

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