サッカーワールドカップ日本代表の健闘に思うこと

石橋大右

2026.6.30 石橋の考え

サッカーワールドカップ日本代表の健闘に思うこと

こんにちは、石橋です。
昨日、いえ今日の未明にあった大一番、サッカーワールドカップ日本代表のブラジル戦をご覧になった方は多いのではないでしょうか。
私はどちらかというと野球派、もっと厳密に言えば大谷翔平派なのですが、さすがにこれだけ日本代表が健闘していると気になってしまい、陰ながら応援してきました。
サッカーの戦術や技術などについてそこまで詳しくはありませんが、ひとつ言えることがあります。

それは、日本のサッカーが確実に成長し、世界のレベルに達していることです。

私を含めてこの世代は世界的な人気漫画「キャプテン翼」を読んで育ちました。翼くんは天才的なサッカーのセンスをいかして成長していきますが、この「キャプテン翼」の連載が始まった頃はJリーグもなく、まして日本のサッカーが世界に打って出るなんて夢のまた夢でした。
だからこそ漫画の世界だけで展開される日本サッカーの成長に胸躍らせる人が多かったんだと思いますが、その時代から今の日本サッカーを見ると、隔世の感です。
「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏が漫画家活動を引退したことにより、原作の連載は終了しました。日本代表チームがワールドカップで優勝するところまではいかなかったんですが、現実が「キャプテン翼」の世界を追い越しているのが面白いところです。
漫画の世界では続々と日本の若いサッカー選手がヨーロッパに進出していきますが、今回のワールドカップに出場している日本代表チームの選手は全員がヨーロッパのクラブチーム所属です。以前は海外で活躍している選手を「海外組」と呼んでいましたが、今ではそれが当たり前です。高橋陽一氏も「現実が漫画を追い越した」と語っており、それだけ目覚ましい成長を遂げてきたということですね。

私が熱烈に応援しているメジャーリーグの大谷翔平選手については、もっと誰もが予想していなかったと思います。日本の野球選手がメジャーリーグの中心的な存在になるだけでもすごいのに、二刀流で渡米、打者と投手の両方でトップレベルに上り詰めるというのは、漫画の世界ですら描かれていないと思います。この凄さがあるからこそ、野球ファン以外にも名前が知れ渡り、ファンが増えているんだと思います。

こうした日本スポーツの成長には、長期的な戦略やそれに実直に取り組んできた歴史があります。何も偶然強くなったのではなく、長期間にわたって選手を育成してレベルアップしてきた結果です。
あるサッカーに詳しい人が言うには、日本ではJリーグのクラブチームが才能のある少年をスカウトして、ユースチーム(若い人のチーム)で練習する機会を与えるそうです。その中には若くして才能を開花させる選手が出てきて、そんな選手がJリーグで活躍して、やがてヨーロッパのクラブチームに移籍して世界的な選手になっていきます。
こうした若手の育成はJリーグが始まったころからの取り組みであり、こうした仕組みが出来つつある頃から「いつかは日本のサッカーも世界レベルになる」と言われていたそうです。それが今では現実になったというわけで、関係各所やクラブチームの人たちのたゆまぬ努力の成果だということですね。素晴らしい。

今回、日本代表チームがブラジルに破れた最大の理由は、選手層の差だそうです。
日本代表チームの選手は全員が世界レベルですが、90分ずっと走り回れるわけではありません。5人まで選手の交代ができるわけですが、そこで交代して出てくる選手がブラジルはいずれも大スターばかりで、途中交代の選手が活躍したことで勝ち切りました。
そう考えると、三苫、久保、遠藤の各選手が離脱しなければ・・・と思ってしまいますね。その3選手が出場していたら、選手層で負けない日本があったかもしれません。
これも力の差ととらえて、4年後はさらに選手層の厚い日本代表に期待しましょう。あと、次回はせめて今回ほどくじ運の悪いワールドカップにならないようにも期待しておきたいと思います。

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