【熊本地震】ビックカメラと自衛隊のタッグが素晴らしい

石橋大右

2026.7.31 石橋の考え

【熊本地震】ビックカメラと自衛隊のタッグが素晴らしい

こんにちは、石橋です。
先日発生した熊本での地震は、時間が経つごとに被害が明らかになってきています。
その惨状に心を痛めております。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

そんな大災害の中、「さすが」だと思える話もあります。
それは、自衛隊が被災地に運び込んだ330台のエアコンです。
真夏の地震災害ということで、被災地では連日35度を超えるような酷暑が続いています。
自宅が全半壊してしまった人はもちろん、停電が発生している地域もあるため、エアコンが使えず暑い中の避難生活を余儀なくされている人がたくさんいます。

災害が直接の原因で亡くなる人よりも、実は災害関連死といって災害が起きた後で亡くなる人のほうが多いんです。
夏の地震災害でエアコンのないところに放り出された人にとって、熱中症は重大なリスクです。どうにかエアコンを一刻も早く届けられないかということで、自衛隊とビックカメラが動きました。
ビックカメラが保有していた在庫からエアコン330台を運び出し、それを自衛隊が熊本に届けたのです。
こうして、地震発生の翌日には現地に届きました。災害は発生直後が一番混乱していて最も支援が必要です。そのタイミングに迅速にエアコンが届いた事実に、「さすが」だと思いました。

エアコンの在庫を保有していて、それを迅速に放出したビックカメラ。
それをてきぱきと運び、被災地に届けた自衛隊。
どちらも日常的に備えていなければ、できないことです。
しかも、なぜビックカメラのエアコンであることが分かったかというエピソードも、なかなかニクいんです。
というのも、エアコンを輸送した航空自衛隊のSNS投稿にエアコンの箱が写っていて、そこに「ビックアイディア」と書かれているのが発端です。
この写真を見た人が、「これってビックカメラのエアコンなのでは?」と投稿し、ネット上で拡散しました。

情報が拡散したことで、ビックカメラにも問い合わせる人が出てきました。
それに対する回答から、ビックカメラの商品であることが分かりました。
こちらが、同社のコメントです。

「2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震により被害を受けられたみなさまに、謹んでお見舞い申し上げます。この度の地震発生を受け、当社倉庫で販売用の在庫として保管しておりました商品を可能な限り迅速に提供させていただきました」
「商品としては、当社オリジナルブランド『ビックアイデア』の『ポータブルルームエアコン』という商品です。今後も弊社に出来ることがあれば出来る限りの支援を行ってまいります。少しでも当社商品が被災地の方々のお役に立てますと幸いです」

何ともニクいじゃないですか。
SNSで情報が拡散しなければ被災地でしか知られなかったことかもしれません。
少しでも当社商品が被災地の方々のお役に立てますと幸いです、という締めくくりもいいですね。こういう時に迅速に動ける企業を、心から尊敬します。

そしてこのエアコンを運んだのは、C-2という航空自衛隊の輸送機です。
これは最新型の輸送機で、アフガニスタンで邦人救出に飛んだのも、同じ飛行機です。
この写真は航空自衛隊の投稿から引用したものですが、とても大きな機体でエアコンをたくさん積み込めるのが分かりますね。

この非常時に大量の物資を積み込んで迅速に飛んでくれる輸送機、頼もしいですね。

依然として日本は災害が多く、すべての人が他人事ではいられません。
しかし、これだけ多くの災害を経験している日本は、災害に対して世界一強い国になりました。
先日、ベネズエラでも大地震がありました。向こうでは何千人もの人が亡くなっていますが、同規模の地震が起きた日本では数十人です。この差は間違いなく日本の強さで、これは世界に誇っていいことだと思います。

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