コラム

2023.11.09

ガレージ屋根を有効利用!ソーラーカーポートで発電する方法を徹底解説

ガレージ屋根を有効利用!ソーラーカーポートで発電する方法を徹底解説
カテゴリー: ・屋根の太陽光・ソーラーカーポート・太陽光

近年、太陽光発電システムの普及により、住宅の屋根の上だけでなく、商業施設やオフィスビルの屋上などに太陽光パネルが設置されているのを多くみかけるようになったのではないでしょうか?

最近では新たな形態の太陽光発電が注目を浴びています。それが「ソーラーカーポート(太陽光発電搭載型カーポート)」です。

駐車スペースを賢く活用したこのシステムは、蓄電池やEV(電気自動車)と連携する可能性も秘めており、大変注目を集めているのです。今回は、ソーラーカーポートの特徴やメリット、デメリットを紹介し、今後の展望に迫ります。

ソーラーカーポート(太陽光発電搭載型カーポート)とは?

ソーラーカーポート(太陽光発電搭載型カーポート)は、太陽光エネルギーを活用して電力を発生させる革新的な設備です。その基本概念を理解することから始めましょう。

車を屋外に駐車しておくと、車体が砂埃などで汚れ、傷めてしまうことになります。雨や強風、雪や雹、直射日光や紫外線によるダメージなどが大きな要因とされています。カーポートはそれらの被害から車を守り、雨の日の車の乗り降りで濡れてしまうことへのストレスを減らしたり、大きめのスペースを設けて駐輪スペースや資材置き場などに活用しているケースも多いでしょう。

しかし、ソーラーカーポートは、本来のカーポートの役割に加えて、太陽光による発電を提供します。太陽光パネルを屋根に組み込むことで、カーポートの屋根スペースを有効に活用することができます。ソーラーカーポートの大きさは、1台用、2台用、3台用のカーポートが一般的ですが、複数台用のソーラーカーポートを連結して、5台用・10台用として使用されているケースもあります。

太陽光パネルの設置方法は、カーポートの屋根部分に太陽光パネルを組み合わせた状態で販売されている一体型の商品や、すでに建てられているカーポートの屋根に太陽光パネルを設置するタイプもあります。ソーラーカーポートは持続可能なエネルギー供給と駐車スペースの保護を両立させる魅力的な選択肢となっています。

これらの種類のソーラーカーポートは、異なる用途と環境に適しており、個々のニーズに合わせて選択できます。次のセクションでは、ソーラーカーポートの設置によるメリットについて詳しく説明します。

ソーラーカーポート設置の魅力

ソーラーカーポートの設置には、魅力的なメリットがいくつもあります。以下では、その中でも特に魅力的な3つのポイントについて詳しく説明します。

駐車スペースを有効活用して発電まで可能に!

ソーラーカーポートは、駐車スペースを更に有効活用ができるという魅力があります。通常のカーポートや駐車場に比べて、ソーラーカーポートの屋根に太陽光パネルが組み込まれているため、スペースを二重に活用できます。これにより、車を駐車するだけでなく、同時に発電することができます。特に都市部やスペースに制約のある場所では、この効果が顕著です。駐車スペースを有効に使いながら、持続可能な発電を実現できるのは大きな魅力と言えるのではないでしょうか。

住宅の屋根の場合、屋根の形状、面積、日当たりなどの影響で、太陽光パネルを設置できないケースが多くありますが、カーポートの場合は屋根よりも柔軟な設置が可能なため、太陽光パネルを効率的に設置することが見込まれます。

また、住宅の外観を損ねることを懸念される方も多くいらっしゃいますが、ソーラーカーポートであれば、住宅の屋根や壁に穴をあけたり傷を付けることもありません。最近であれば、日本の住宅の意匠にあわせた色合いや素材を使用したカーポートや、太陽光発電パネルも多くありますので、住宅のデザインや景観にこだわる方にもおすすめです。

設置済みの太陽光発電パネルと連携して発電量を増加

既存の太陽光発電システムとソーラーカーポートを組み合わせることで、発電量を増加させることができます。太陽光パネルの設置場所を最適化することで、日中の太陽光を最大限に利用し、エネルギー効率を向上させます。これにより、電力の生産量が増加し、電気料金の削減と収益の向上が期待できます。

簡単な工事とメンテナンスで長期の利益を確保

ソーラーカーポートの場合、住宅の屋根と比べて太陽光パネルを低い場所に設置することができます。屋根の上での高所作業と異なり、カーポートへの設置は地上で作業を行うので、基本的には1日程度で設置工事が完了します。また、太陽光パネル設置後のメンテナンスが行いやすくなるため、設置や点検にかかるコストを低く抑えることができます。

ただし、架台となるソーラーカーポート本体を基礎から建てる場合には、屋根の上に設置するだけの工事よりも期間が長くかかりますので注意が必要です。地盤の確認や、場合によっては基礎工事などに時間や費用が多くかかるケースがあります。こちらは設置業者や工事担当業者にしっかりと確認し検討する必要があります。

しかし、一度設置が完了すれば、日常的なメンテナンスは屋根上のソーラーパネル と比べると簡単で、太陽光パネルのクリーニングやシステムの点検を行うことで、低コストで長寿命と効率の維持が可能です。

さらに活用の幅が広がるソーラーカーポート

多くの種類のソーラーカーポートが、太陽光発電メーカーや工務店などさまざまな企業から提供されています。国内の大手メーカーであるパナソニックや東芝などの高品質な太陽光パネルを選択するケースもあれば、比較的低価格な海外メーカーであるカナディアンソーラーなどのパネルを選択する場合もあります。

さらに、カーポートの架台自体も、色、柱の数、耐風性、耐雪性など、様々なオプションが用意されており、これにより地域の気候条件や予算、建物のデザインや景観に合わせて最適なソーラーカーポートを選ぶことができます。

このような選択肢の幅広さにより、ソーラーカーポートは発電だけでなく、建物や環境にも調和するデザイン性もふくめ多彩な提案が可能となっています。

EV充電と持続可能な移動手段

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、ハイブリッド自動車(HV)の普及が急速に進んでおり、街中でも専用の充電スポットがますます増加しています。この急増の背後には、環境規制が厳しさを増していることがあり、電気自動車などへの需要が急増していることがみてとれます。

しかし、電池コストの高さなど、課題も依然として存在します。こうした課題に対処するために、自動車メーカーや電池メーカーは積極的に連携し、新たな解決策を模索しています。

その一つが、電気自動車の充電スタンドを備えたソーラーカーポートの提案です。ソーラーカーポートの柱にはEVコンセントが設置され、蓄電池などと組み合わせることで、エネルギーの自給自足を実現できるのです。

これは、環境に配慮して電気自動車を選択した消費者にとって魅力的な選択肢です。電力源自体も、自然や環境に配慮したエネルギーを使用することで、持続可能なモビリティの未来を築く一助となります。電気自動車を選択することで、私たちは環境保護に貢献し、さらなるエコな選択を追求できるのです。

災害時の対応

災害が発生すると、電力供給が途絶えることがあります。停電時には照明や通信機器、冷蔵庫などの電化製品が使用できなくなり、生活が困難になることがあります。

しかし、ソーラーカーポートに搭載された太陽光パネルは、太陽光を利用して電力を発生させるため、非常時においても電力供給が可能です。これにより、必要な機器やライトを稼働させ、生活の維持が容易になります。

近年の地震や災害の影響もあり、備えとして、独立型電源を検討される方も多くいらっしゃいます。自治体や企業の敷地内に設置したソーラーカーポートなどを、災害時には、避難所や復興支援ボランティアの活動拠点などとして市に提供するような例も多くあり、今後も活用の場面は多く想定されるでしょう。

また災害発生時には、ガソリンスタンドが混雑し、ガソリン不足が生じることがあります。しかし、ソーラーカーポートを利用すれば、電気自動車(EV)の充電が可能です。太陽光パネルから得られた電力を用いてEVを充電することで、移動手段を確保し、避難や必要な場所への移動がスムーズに行えます。

ソーラーカーポートなら駐車スペースで発電・売電・節電!

ソーラーカーポートは、駐車スペースを有効に活用し、多くのエネルギー関連のメリットを提供します。太陽光パネルを設置するだけで、これまで駐車するだけであったスペースで発電をし、売電や節電が可能になります。

有料(月極)駐車場や集合住宅の駐車エリアでは、カーポート設置によって、駐車エリア自体に負荷価値をつけることにより、駐車場代自体のアップに繋がったという報告もあります。また、比較的広いスペースで発電した電力を自家消費し、節電に繋がったというような事例もあります。

さらに、ソーラーカーポートは災害時にも大きな役割を果たします。太陽光発電から得られる電力を利用して、防災拠点として機能することが期待されています。パワーコンディショナを自立運転し、蓄電池を充電することで、災害時の電力供給を支えます。

カーポートの屋根下のスペースは、避難所や物資置き場として活用でき、特殊車両の駐車にも対応できる工夫がされています。これに加え、急速充電器の導入も進み、ソーラーカーポートは災害時におけるエネルギー供給の安定性を高めます。

ソーラーカーポートは、単なる発電のための設備にとどまらず、様々なニーズに合わせた提案が可能です。FITの価格が下がった現在、自家消費型や独立電源といった新たな市場に対応した商材として注目されており、幅広い商品ラインアップが用意されています。

和上ホールディングスは、全量自家消費型太陽光発電の企画提案から設計、施工、保守運用に関して一括対応しています。また、カーポートや屋根設置、地上設置や自己託送型、PPAモデルなど、幅広い設置方式にも対応可能なので、ソーラーカーポートやその他設置方法を検討している方にも利用しやすいサービスです。

全量自家消費型太陽光発電による脱炭素経営や電気料金削減に少しでも関心を持ち始めた場合は、お電話やメールフォームよりお気軽にご相談ください。

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー

タグ