収録内容
出力50kW未満の産業用太陽光発電を稼働させている方や検討している方の中には、10年後の運用方式について悩んでいる方もいるのではないでしょうか。2020年度以降からFIT制度は、出力10kW以上50kW未満の買取方式について大きな変更が生じました。
そこで今回は、出力50kW未満の産業用太陽光発電は10年後自家消費へ切り替えるべきか、メリットや注意点について詳しくご紹介します。出力10kW以上50kW未満の産業用太陽光発電を検討している方などは、参考にしてみてください。
目次
- 1. FIT制度の何が変更された？
- 1.1. 出力10kW以上50kW未満は原則余剰買取へ変更
- 1.2. 固定買取価格の区分は変更されない
- 1.3. 出力50kW以上も規制が強化された
- 2. FIT制度の改正による影響
- 2.1. 10kW以上50kW未満は収益減少につながる
- 2.2. 一部自家消費の状態となる
- 2.3. 今後さらに規制が厳しくなる可能性にも注意
- 3. 10年後に太陽光発電を自家消費へ切り替えるメリットはある？
- 4. 産業用太陽光発電を自家消費へ切り替えるメリット
- 4.1. 電気代を削減することが可能
- 4.2. 今後のFIT制度変更の影響を受けずに済む
- 4.3. 非常用電源に使いやすい
- 5. 産業用太陽光発電の自家消費を検討しない場合
- 5.1. 太陽光発電の売却
- 5.2. 太陽光発電の撤去と土地貸し
- 6. 太陽光発電は10年後に自家消費へ切り替えるメリットもあるが注意も必要
