太陽光発電の売電先を変えるメリットとは?変更方法についても解説

太陽光発電の売電先を変えるメリットとは?変更方法についても解説

住宅用太陽光発電を始めた方の中には、売電先を変えられるという仕組みについて気になっている方もいるのではないでしょうか?電力会社の変更は、プレミアム買取という売電単価アップの他、電気料金の割引特典を受けられる可能性があります。

そこで今回は、住宅用太陽光発電の売電先を変更するメリットや変更方法について詳しくご紹介します。住宅用太陽光発電の設置を検討している方や卒FIT後の売電先を検討している方などは、参考にしてみてください。

太陽光発電の売電先変更とは

売電先の変更とは、太陽光発電で発電した電気の売却先を変更する手続きのことです。売電先の変更手続きは書類で進められるため、切り替えに伴う工事は不要です。

そして、太陽光発電の売電先は、大手電力会社の他、新電力と呼ばれる小売電気事業者と契約することが可能です。

大手電力会社とは、東京電力や東北電力を含めた10社を指します。大手電力会社は、発電事業や送配電事業、電力の小売り事業を一手に担っているのが特徴です。

  • 北海道電力
  • 東北電力
  • 東京電力
  • 北陸電力
  • 中部電力
  • 関西電力
  • 中国電力
  • 四国電力
  • 九州電力
  • 沖縄電力

対して新電力とは、発電事業や小売事業を行っている会社のことです。Looopでんき、ENEOSでんき、ミツウロコでんきなどは、新電力として区分されています。送配電事業など一部事業は、大手電力会社と異なり対応できません。

また、大手電力会社と異なる電力買取サービスや電気料金プランなどを提供しているのが、新電力の特徴です。

太陽光発電の売電先を変更した方がいいケース

続いては、太陽光発電の売電先を変更した方がいいケースについて確認していきます。

卒FITが近い

FIT制度(固定買取価格制度)の卒FITを間もなく迎える方は、売電先の変更を含めて太陽光発電の運用方針を検討しておくのが大切です。卒FITは、FIT制度の対象期間が終了した状態を指します。

FIT制度の認定を受けた場合は、10年間もしくは20年間、固定買取価格で売電できます。しかし、卒FIT後は、FIT認定中と異なり以下2点について変更されます。

  • 必ずしも固定買取価格と同じ水準で売却できるわけではない
  • 電力会社の買取義務が解除される

多くの大手電力会社は、卒FIT後も電力買取サービスを提供しています。しかし、買取価格は引き下げられています。

新電力の中には、FIT制度の固定買取価格と同じ水準もしくは高い価格で買取している新電力もあるので、卒FITした方や間もなく卒FITを迎える方も売電先の変更を検討してみてはいかがでしょうか。

売電収入を伸ばしたり家計負担を減らしたりしたい

住宅用太陽光発電の売電収入を伸ばしたい方や光熱費の負担を軽減したい方は、太陽光パネルの交換や蓄電池設置の他、売電先の変更を検討してみるのがおすすめです。

新電力は、FIT制度の固定買取価格よりも高い価格で買取をしていたり独自サービスをセットで提供していたりしています。また、大手電力会社の中には、新電力と同様にさまざまなサービスを追加している会社もあります。

たとえば、Looopでんきの電気買取サービスは、電気料金の割引および買取単価アップなどのサービスを受けられます。

Looopでんき+ FIT期間中の方のみ利用可能
・住宅用太陽光発電(出力10kW未満)対象
・買取価格21円~48円/kWh、FIT制度より4円以上高い価格
・Looopでんきの従量料金単価割引付き
Looopでんき0 卒FITもしくは非FITの方のみ利用可能
・住宅用太陽光発電(出力10kW未満)対象
・買取価格21.3円~29.5円/kWh
・エコキュートなどの設置後、同設備などで自家消費したのち電力の売電、
・毎月の電気料金へ充当
LooopでんきFIT 卒FITもしくは非FITの方のみ利用可能
・住宅用太陽光発電(出力10kW未満)対象
・買取価格7円~8円/kWh
・発電した電気を買い取ってもらい、毎月の電気料金へ充当

売電先の変更および新電力を含めた比較検討は、電気料金削減や売電収入アップにつながる可能性があります。

売電先の主な変更メリット

売電先を変更した方がいいケースについて把握したあとは、変更メリットについても確認してみます。

売電先の変更によるメリットは、主に3点です。

プレミアム買取による売電単価アップを見込める

売電先を変更した場合は、独自のサービスを受けられる可能性があり、買取価格アップなども期待できます。

新電力の場合は他社との差別化を図るため、プレミアム単価付きのプランを提供している場合もあります。プレミアム単価とは、固定買取価格に上乗せした価格のことです。また、FIT制度をベースにしているため、卒FITまで固定買取価格を下回らないのも嬉しいポイントです。

固定買取期間中の方は、プレミアム単価付きプランに加入することで、変更前より多くの売電収入を得られる可能性もあります。

ただし、電力会社各社は、必ずプレミアム単価を提供している訳ではありません。売電先の変更を行う時は、まずプレミアム単価に関するサービスが提供されているか確認した上で判断するのも重要です。

電力購入とのセット契約による特典を受けられる可能性

電力買取サービスを提供している電力会社と契約する際、電力購入とのセット契約を検討してみるのもおすすめです。

電力会社によっては、電力購入と売却のセット契約で、電気料金の割引などといったサービスも提供している場合もあります。

たとえば、前段で紹介したLooopでんきのLooopでんき+は、Looopでんきの電力とガス契約をセット契約時に通常の従量料金単価から0.4円差し引かれます。また、Looopでんきの蓄電池を購入した場合は、通常の従量料金単価から3円差し引いてもらえます。

売電先と購入先を1社にまとめた場合は、単に売電収入アップだけでなく電気料金の割引や電気に関するトラブル発生時の無償修理や点検などのサービスを受けられます。

卒FIT後も柔軟に対応できる

卒FIT後に今まで契約していた電力会社と契約解除されたとしても、新電力や他の大手電力会社と新たに契約できるのが、売電先変更の主なメリットです。

固定買取期間終了後の太陽光発電から発電した電気は、FIT期間中と異なり必ず買い取ってもらえるわけではありません。なぜならFIT制度では、固定買取期間終了後の電力買取義務を定めていないためです。

卒FIT後も太陽光発電で売電を続けたい方は、売電先の変更手続きも含めた運用方針を考えてみるのがおすすめです。

売電先を変更する方法

売電先を変更したい時は、まず変更先の電力会社へ電話やメールで問い合わせ、もしくは公式サイトの専用フォームから申込手続きを進めます。

  1. 変更先の電力会社を決める
  2. 受電地点特定番号やお客様番号記載済みの検針票を準備
  3. 電力会社HPのWebフォームへ申込、電話で問い合わせ
  4. 変更先の電力会社から変更前の電力会社との契約解除など
  5. 申込手続きから約1ヶ月後に変更先のプランで売電スタート

売電先の変更手続きを行う際は、変更前の電力会社へ連絡したり解約の手続きに関する相談をしたりする必要はありません。

解約手数料は、電力会社や契約期間によって発生する場合もあるため、事前に確認しておくのも大切です。

売電先の変更に関する注意点

最後に売電先の変更に関する注意点を紹介します。

電力会社の対応エリアか事前に確認しておく

売電先を探す際は、各電力会社の対応エリアについて確認しておきます。

電力供給エリアおよび電力買取エリアは、電力会社によって大きく異なります。そのため、対応エリア外で申込手続きを進められない点に注意が必要です。

なお、大手電力会社と新電力は、電力買取サービスページから対応エリアについて明記しています。東京電力の再エネ買取標準プランには、対応エリア「栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都(島嶼地域を除く)、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東)」といった点が明記されています。

電力購入とのセット契約が前提のプランもある

売電先の変更を検討する際は、電力買取サービスのセットおよび単体契約を理解しておく必要があります。

電力買取サービスの中には、売電に関する契約の他、電力購入とのセット契約を前提としたサービスも提供されています。電気料金の削減を目的として売電と電力購入先の変更を検討している時は、セット契約を含めて検討してみるのがおすすめです。

一方、電気料金プランを変更したくない場合は、電力購入とのセット契約以外の確認も大切です。たとえば、ENEOSでんきの電力買取サービスは、電力購入契約せずに売電先の変更手続きを進められます。

売電収入を受け取るタイプか確認

売電先の比較検討時は、売電収入をどのような形で受け取るのか確認しておきます。

各電力会社の電力買取サービスは、売電収入を現金振り込みにて受け取るタイプと毎月の電気料金と相殺されるタイプに分かれています。

売電収入を確保したい場合は、太陽光発電の売電収入を口座へ振り込んでもらえるプランから検討してみるのが大切です。一方、電気料金の削減など家計負担の軽減を目的としている時は、売電収入を電気料金に充当してもらえるプランも比較してみるのもおすすめです。

卒FIT向けかFIT向けか確認

電力買取サービスの対象者は、プランによって異なる点に注意が必要です。

電力買取サービスの中には、卒FITもしくは卒FITを迎える方のみ申込可能なサービスもあります。たとえば、Looopでんき0やLooopでんきFITは、卒FITおよび卒FITを迎える方のみ対象のサービスです。一方、Looopでんき+は、FIT認定中の方のみ申込可能なサービスです。

現在固定買取期間中の方は、FIT利用者向けのプランか確認しておきます。また、卒FIT間近の方や既に卒FITした方は、卒FIT向けプランから比較してみます。

売電先の変更で売電収入アップを目指してみよう!

FIT制度を利用して太陽光発電の売電を行っている方や卒FITした方などは、売電先の変更で売電収入アップや電気料金の削減や割引、蓄電池の設置費用割引などといったサービスを受けられる場合があります。また、売電先の切り替え工事は不要なので、気軽に手続きを進められます。

住宅用太陽光発電を設置していて卒FITを迎える方や売電収入アップにつながる方法を探している方は、今回の記事を参考に売電先の変更を検討してみてはいかがでしょうか。

弊社とくとくファームは、中古太陽光発電所の売買仲介サービスを提供しています。中古太陽光発電所は、新規設置よりも高い固定買取価格を見込めるだけでなく、発電や売電実績のデータを確認した上で購入を検討できるのが強みです。

売電先の変更を含め売電収入アップを検討している方は、ぜひ1度お問い合わせください。また、サービスについてもっと知りたい時は、無料およびお好きな時間帯に実施可能な個別セミナーの予約も検討してみてはいかがでしょうか。

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