こんにちは、石橋です。
最近のニュースを見ていると、フランスの暴動とても気になります。
本当に、21世紀の先進国で起きている出来事なのか?SF映画とかパニック映画ではないのか?と目を疑ってしまう光景の連続です。
しかし、これは現実です。相変わらず日本のメディアは表層的なことしか報じないので、私は海外のニュースやSNSで情報収集をしています。そこに流れている風景は、無政府状態、内戦状態、という言葉がピッタリです。
これが令和の時代、いえ西洋の話なので21世紀の時代に先進国で起きているなんて、信じられますか?だんじりで2人の方がお亡くなりになったことが大騒ぎになっていますが、その何万倍もの規模と言って良いでしょう。そもそも比較する対象ではありませんが。

映像を見ていると、やはりアフリカ系の黒人が暴れているように見えます。
最初は高校生の平和的なデモがきっかけだったそうですが、今や主役は完全に入れ替わって、よく分からない活動家や略奪したいだけの犯罪者が跋扈しています。
こうしたニュースが流れると、日本国内では「移民なんか入れるからだ」という論調一色になります。ネット上で国粋主義的な言い方が流布するだけでなく、普段は売国的なことばかり垂れ流す日本のテレビ局さえも不安を訴えます。
移民さえ入れなければ、こんなことは起きない。日本はまだ今なら引き返せる。だから移民なんか入れるな!という感じでしょうか。
これについて、私なりの考えを述べてみたいと思います。
移民なんか入れないほうがいい…確かにそうでしょう。やはり文化の違う外来種が入ってくると在来種が駆逐されてしまう可能性があるので、可能であれば入れないに越したことはありません。
しかし、それで日本の経済や社会を維持できるのか?と言いたいです。コンビニに行くと店員の多くは外国人ですし、居酒屋の店員やファストフードの店員も多くなりました。あと、製造業の現場にもたくさんの外国人がいます。
移民なんか追い出せ!というのであれば、彼らも追い出さなければなりません。ほとんどの人は日本語を学び、日本で真面目に働いているのに、です。
ある製造業の経営者から聞いたことがあります。最近は日本人よりも外国人のほうが熱心に仕事を覚えてくれるので、外国人のつてをたどって、いい人を紹介してもらって採用している、ということでした。日本人にも真面目な人はいますが、とにかく仕事が続かず、すぐに辞めてしまうのだとか。
私も経営者なので、この感覚は何となくわかります。売り手市場なのを良いことに、日本人の人材的な価値が以前ほど高くないことを感じる場面が多くなりました。
移民を無条件に排除するのであれば、熱意と能力がある外国人も排除しなければならなくなります。
優秀な人は別だ、なんていう人がいますが、それをどうやって区別するのでしょうか?
最初はやる気にあふれていた人が、途中から悪い人間になってしまった事例も多々あります。そんなことを言う人は、悪い人間になった瞬間を見抜けるのでしょうかね。
物事には、適度な塩梅があります。
すでに日本で活躍している外国人を悪者にすることはありませんし、これから日本にやってくる外国人についても一定の上限や基準を設けて、それを厳しくすることで実質的に入国者を増やさないようにしていくのが、落としどころだと思います。実際に、政府もそんな方針を打ち出していますね。
これまでが「ざる」だったのであれば、その目を細かくして正しく機能させることを考えれば良いのです。
外国人に頼らなければ維持できない会社なんか潰れたらいい、なんてことを言う人もいますが、それなら日本中のコンビニの大半がなくなって、製造業が軒並みつぶれて日本がさらに不景気・不便になってもいいと思ってるのでしょうか。
威勢のいいことを言う人に限って、そんな現場を知らない、もしくは知ろうともしません。トヨタの工場で働く人の大半がブラジル系の人たちで、今や日本車ではなくブラジル車だ、と揶揄されていることを知っているのでしょうか。
現場は、そこまで待ったなしになっているのです。
だからこそ、なし崩し的かつ場当たり的に対応するのではなく明確な方針や基準が必要だと思うのです。
フランスがそれをやっていなかったとは思いませんが、ヨーロッパにはヨーロッパの事情があるのでしょう。特にフランスはアフリカに旧植民地がたくさんあって、フランス語を話せる人が大量に押し寄せているようですし。
かつて、日本にはイラン人問題がありました。変造テレホンカードを街頭で密売する姿が問題視されたこともありましたが、彼らのほとんどがすでに日本にはいないことをご存じでしょうか。
どこに行ったのかというと、ほとんどは日本側の摘発によってイランに帰りました。埼玉県川口市で起きているクルド人問題も、最近あまり聞かなくなりましたよね。これについても当局の努力によって帰国する人が増え、以前ほど大きな問題ではなくなっています。
このように、日本の当局も頑張っています。その努力をしっかり評価しつつ、外国人と適切に向き合っていくことを、私たち日本人は考えるべき時期に来ているのではないでしょうか。