こんにちは、石橋です。
最近、やたら山火事が多いと思いませんか?日本だけでも大船渡に続いて今治、岡山、そして宮崎で連続して山火事が起きて大変なことになっています。さらに隣国の韓国でも同時に4か所で山火事が発生しました。

その少し前にはハワイのマウイ島がほぼ全焼してしまうほどの大規模火災が起き、同じくアメリカのカリフォルニア州でも大規模な山火事がありました。このカリフォルニアの山火事ではなんと、東京23区の3分の1にあたる面積が焼失したそうです。
山火事、本当に怖いですね。映像を見ただけでも戦慄してしまいました。それにしても、最近やたら山火事が多いと感じませんか?この季節は空気が乾燥するので山火事が起きやすいとは言われていますが、それでも多すぎです。そこで指摘されているのが、気候変動による山火事の発生リスクです。
一般的に、山火事は人災といわれています。最もよくある原因が農業やごみの焼却など、人間が火を焚いたものが引火したという形です。焚火自体はしっかり処理しているものの、そこから火の粉が飛んで乾燥した枯草などに燃え移り、やがてそれが山火事となって燃え広がってしまうというわけです。
さらに、近年では人為的な山火事も多いと聞きます。先日のカリフォルニア州の山火事は、なんとユーチューバーが火を使った動画撮影をしていたものが燃え広がったそうで、これが本当の迷惑系ユーチューバーです。本人にその意図はなかったそうですが、火の扱いについて素人だった人が不用意に火を使ったことは容易に想像がつきます。
しかしながら、これだけで短期間に世界のあちこちで山火事が頻発することの説明にはなりません。そういった原因は以前からあったはずですし。そこで指摘されているのが、「山火事が起きやすい気候変動」です。
私があらゆるメディアを通じてさかんに指摘しているのが、地球温暖化による気候変動です。これは私たちに直接的なリスクをもたらすので、脱炭素によってさらなる悪化を食い止めたいと本気で願っています。しかし残念ながら、現実はその逆を進みつづけています。地球の温暖化は進行し、もともと乾燥しやすい時期の空気はより乾燥度が高くなりました。しかも高温なので発火しやすく、カラカラに乾いた枯草に火がついたらどうなるか、誰でも想像できますよね。しかもこの時期は春一番と呼ばれる季節の風が吹くほど、風が強くなります。カラカラに乾いた枯草や落ち葉に火がつき、高温と強風にさらされたら、火はもちろん大きくなります。そして山を飲み込む火事となってしまいます。
この構造を考えると、山火事は自然界から人類への警告だと思えてなりません。好き放題に環境を破壊して、今度は自然が自ら森林を破壊して人類の復讐している、といった構図に見えます。大規模な山火事によって森林が失われると二酸化炭素を吸収する樹木が減ってしまうため、今後さらにあちこちで山火事が起きたら地球温暖化を早めてしまうことも考えられます。そう考えると、この山火事がなぜ頻発しているのか、その理由を真剣に考える必要があると思います。