100年後も生き残っていそうな企業の面々に思うこと

石橋大右

2015.8.10 石橋の考え

100年後も生き残っていそうな企業の面々に思うこと

こんにちは、石橋です。

アベノミクスの効き目がいよいよ本格的に出始めてきたのか、日本経済にとって明るいニュースが続いています。

ここしばらくは巨額の貿易赤字が続いていたものが、2015年の上半期は8兆円もの大幅な経常黒字であったことが分かり、いよいよ実体経済にも強さが戻ってきた様子が見えています。

読売新聞の記事ではそれを「稼ぐ力の回復」と表現していますが、この表現がピッタリですね。

アベノミクスで最初に取り組んだのが円高や株安の是正でした。実体経済への波及効果はそれから先になると見られていたわけですが、それがいよいよ現実になってきたということです。

日本は長らく経常黒字が続き、それが日本の経済的発展の基礎になってきました。外国から稼いだお金が日本にどんどん入って来るのですから、豊かになって当然です。

しかし、ここ最近は新興国の台頭によって「やられっぱなし」の様相でした。それを何とかするべく登場したのがアベノミクスでした。単に円安に誘導をして株価を上げるだけの政策ではないと旧ブログの頃から述べてきましたが、実体経済への波及効果が見えてくるようになると、いよいよ日本経済が復活しつつあることを感じさせてくれます。

さて、そんなニュースに続いてもうひとつ興味深いニュースがありました。

それは、「100年後も生き残っていると思う企業」という調査の結果です。起業するのがこれほど簡単な時代になると、それを継続することの難しさが一層際立ちます。

弊社、和上ホールディングスも和上住電の頃と合わせると数十年以上の歴史があるので、すでに「起業したばかりの会社」ではなくなりました。

しかし、上には上がいます。

ギネスブックにも載っている「世界で最も古い会社」が大阪にあることをご存じでしょうか?

それは金剛組という建設会社で、大阪市天王寺区に本社があります。

ちょっと本題をそれますが、世界で2番目に古い会社は京都の池坊華道会、3番目に古い会社は山梨県にある西山温泉という宿を経営している会社です。

なんと、世界で最も古い会社のトップ3は日本企業です。

話を本題に戻して、100年後に残っていそうな企業について。

上位の企業を見ると、何となく想像通りという結果でした。1位のトヨタや2位のホンダ、3位のJR東日本などなど、どれも安定感のある大企業ばかりです。しかも国際競争力もあるので、本当に100年後も存続していると思います。

4位以下を見ても、パナソニック、日産自動車、日立製作所、キヤノンなどなど、どれも納得の企業名ばかりですね。

面白いのは、これだけの大企業に混じってちょっとユニークな企業もランクインしていることです。

例えば、富士フイルム。ご存じの通り日本最大の写真フィルムメーカーですが、すでに銀塩写真の市場は小さくなってデジカメ全盛です。それとともにフィルムメーカーは冬の時代を迎えたわけですが、そこでフィルム開発で培った技術を使って全く異業種に乗り出したところが、富士フイルムのたくましさです。

はじめて富士フイルムが化粧品のテレビCMをやっていた時は不思議にしか思えなかったのですが、今や化粧品や医薬品の事業が会社を助けているということを考えると、先見の明があったということですね。

他にもユニークな企業として注目なのはTOTO。ご存じウォシュレットを開発して中国を中心に大ヒット商品となっている会社です。この両社は同調査で大幅に順位を上げているので、商品開発力や伸びしろが評価されているのだと思います。

これまでと同じことだけをやっているのでは生き残れないということを、多くの人が認識しているのでしょう。

それはもちろん、私たち和上ホールディングスにとっても同じです。常に新しい情報と価値観を吸収しながら、時代のニーズに応えていく必要性を強く感じました。

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