パチンコ店屋上を活用した大規模太陽光発電

栃木県宇都宮市内にあるロードサイド型パチンコ店の屋上スペースを活用した自家消費型太陽光発電の導入事例です。パチンコ店は屋上スペースが平坦になっている建物が多く、太陽光発電に適した形状です。同店も大規模な太陽光発電設備を設置しやすい広さと形状になっているため、460wの太陽光パネルを1430枚設置し、657.8kWもの大規模な太陽光発電が可能になりました。

これだけの規模なので、年間の電気料金削減メリットは約900万円と、かなりのスケールです。パチンコ店は電力消費量が多いため、今後予想される電気料金のさらなる高騰が現実になった時、店舗を維持するコストが増大して経営を圧迫することは必至です。そのための対策として自家消費型太陽光発電は極めて有効で、そのことはパチンコ業界で広く知られています。

また、パチンコ業界には以前から環境負荷が高いとの指摘があります。店舗の運営に多大な電力を消費することに加えて、パチンコ台の廃棄問題などやり玉に上がることが多いため、環境保護への貢献は企業イメージに直結します。その意味で自家消費型太陽光発電の導入は効果に即効性があり、広くアピールすることで企業価値の向上につながります。