2022.08.09
ソーラーカーポートの口コミは信用できる?注意点について解説
ソーラーカーポートについて調べている方の中には、口コミサイトやネット掲示板、SNSの口コミなどをチェックしている方もいるのではないでしょうか。しかし、必ずしも口コミ情報があてになるとは限りません!また、口コミを参考にする際は、注意すべきポイントがいくつかあります。
そこで今回は、ソーラーカーポートの口コミをチェックする際に注意しておくべきポイントとソーラーカーポートの選び方について詳しくご紹介します。ソーラーカーポートについて興味を持ち始めたものの詳しく知らない方や口コミサイトをよく見るという方は、参考にしてみてください。
目次
ソーラーカーポートの口コミは信用していい?
初めてソーラーカーポートを設置する場合、費用相場やソーラーカーポートの種類、予算、販売店選びなど、あらゆる点で疑問を抱くところです。口コミサイトは、実際にソーラーカーポートを設置している方達の声を知ることができるため、便利なサービスといえます。
しかし、口コミには、いくつか気を付けなければいけないポイントがあります。
まずは、ソーラーカーポートの口コミを信用していいのかどうかについて解説していきます。
全面的に信用してはいけない
ソーラーカーポートに関する口コミを鵜呑みにしてはいけません。
口コミサイト内では、ソーラーカーポートの販売店や発電量などについて述べられています。第三者の役に立つような口コミも投稿されている一方、適当な口コミやメーカーや販売店に対する誹謗中傷、設置していないにもかかわらず感想を述べている投稿が紛れています。
そのため、口コミサイトに投稿されている内容を全面的に使用してはいけません。
業者から委託された個人の口コミもある
口コミの中には、販売店や施工業者から委託された個人もしくは業者自身で投稿した口コミも含まれている可能性があります。
一部の悪質な販売店や施工業者は、口コミサイトやSNSに自作自演の口コミや評判を掲載することで、集客につなげようとしています。このような自作自演の口コミは、実際よりサービス品質を高く見せたり費用を安く伝えたりなど、信用性の低い内容の可能性があります。
また、業者から委託された個人の口コミは、委託料をもらうために嘘の情報や他社を貶めるような内容が含まれている場合もあります。
口コミやSNSの評判を確認する際は、このような自作自演の可能性を考慮しながら参考にするのが大切です。
偏った情報も多い
口コミサイトの情報は、偏った情報も多い点に注意が必要です。
投稿者の主観で述べられた口コミは、ソーラーカーポートの機能や販売店のサービス品質など、適切に評価されていない可能性があります。さらに匿名で投稿可能な口コミサイトがほとんどのため、以下のようなケースも想定されます。
- 感情的に書き込まれた参考にならない口コミ
- 事実関係を確認せず適当な内容で投稿
- 特定のメーカーが嫌いだからとにかく叩く
- 特定のメーカーがお気に入りだからデメリットを隠す
つまり、中立性・情報の正確性という点で問題があるため、「このような意見もあるんだな、頭の片隅に入れておこう」という冷静な視点で参考にしましょう。
ソーラーカーポートの口コミをチェックする際の注意点
続いては、ソーラーカーポートの口コミをチェックする際に注意しておくべきポイントを紹介します。
複数の口コミからサービスや製品を判断
口コミを参考にする時は、複数の投稿内容や口コミサイトからソーラーカーポートの機能性や販売店のサービス品質について考えるのが大切です。
たとえば、ある口コミでは、Aというメーカーのソーラーカーポートを評価しているものの、他の口コミではBの方が優れたソーラーカーポートと評価している場合もあります。そのため、1つの口コミでは、何が優れているのか・何を注意すべきか参考になりません。
1つの口コミしかチェックしなかった場合、偏った情報・間違った情報からソーラーカーポートの比較検討を行い、失敗してしまう可能性があります。
そこで10件・20件と複数の口コミを参考にソーラーカーポートを比較したり販売店を調べたりすれば多種多様な意見を取り入れられるため、中立的な視点で判断することが可能です。
運営元を確認する
口コミを参考にする時は、口コミサイトの運営元についてチェックしておくのも重要なポイントといえます。
運営元がよく分からないサイトでは、どのような基準で口コミを管理・規制しているのか不明です。さらにサイトのイメージをアップさせるため、意図的に口コミを操作・改ざんされている可能性もあります。
口コミサイトを探す時は、運営歴が長く、運営企業や運営元を把握できるサイトか確認しておきましょう。
古い口コミの情報は参考にしないよう気を付ける
ソーラーカーポートの口コミを参考にする時は、投稿日をチェックしておきましょう。
太陽光電池の発電効率や架台の素材、ソーラーカーポートのバリエーションなどは、年々変わっています。また、古い規格のソーラーカーポートは、現在生産されていない可能性もあります。
ソーラーカーポートの口コミを調べる時は、最新の投稿を参考にするのがおすすめです。新しい口コミなら、情報の正確性という点で古い口コミより信頼できます。
ソーラーカーポートの口コミはどのような傾向?
ソーラーカーポートに関する口コミサイトは確認できなかったため、掲示板から口コミや評判などを確認しました。
ソーラーカーポートをテーマにした掲示板では、初めて設置する方が疑問に感じているポイントを経験者が冷静に回答していました。そのため、掲示板の中でも比較的客観的かつ中立的な情報が揃っている傾向です。
具体的には、販売店から受け取った見積もりが適正価格なのか、訪問営業は信頼できるのかなどといったテーマで投稿されています。
ソーラーカーポートで期待できることは?
ソーラーカーポートの口コミを調べる方法や注意点について把握したあとは、ソーラーカーポートの設置で何を期待できるのか、どのようなメリットを得られるのか確認していきましょう。
ソーラーカーポートは、主に3つのメリットがあります。
発電した電気を売って副収入を得られる
ソーラーカーポートで発電した電気は、電力会社へ売ることが可能です。売った電気は、「売電収入」として受け取れます。
カーポートのみ設置した場合は、初期費用を回収することはできません。しかし、ソーラーカーポートは、売電収入を初期費用に充てられるのが強みです。初期費用を回収したあとは、売電収入を貯蓄に回せますし、毎月の水道光熱費に充てることも可能です。
副収入が欲しい方や家計負担を抑えたい方などは、ソーラーカーポートを検討してみてはいかがでしょうか?
自家消費で電気代の削減
ソーラーカーポートで発電した電気は、自家消費に回すことが可能です。
自家消費とは、発電した電気を売電せず、自宅のコンセントや照明、エコキュート、IHクッキングヒーターなどへ供給する運用方法のことです。電力会社からの買電量(電気を購入するよう)を直接減らせるため、より効率よく電気料金を削減できます。
毎月の電気料金には、基本料金や電力量料金(消費電力量に応じてかかる電気料金)に加えて、燃料費調整額や再エネ賦課金といった費用が上乗せされています。
- 燃料費調整額は電力会社が燃料を調達した際にかかったコスト
- 再エネ賦課金はFIT制度など再エネ関連制度を支えるためのコスト
自家消費した場合は、売電した場合と異なりそもそも電力会社から電気を購入しないため、燃料費調整額や再エネ賦課金を負担せずに済みます。
売電収入では電気料金の負担をカバーしきれない、電気料金高騰に備えたい時は、ソーラーカーポートで自家消費してみるのもおすすめです。
停電時の非常用電源
ソーラーカーポートは、停電時に非常用電源として役立ちます。
大規模災害の場合は、数日から数週間程度停電してしまいます。避難所へ避難することが難しい方や自宅で避難生活を送りたい時は、電源の確保を考えなければいけません。
ソーラーカーポートを導入した場合は、住宅用太陽光発電と同じく停電時に自立運転モードへ切り替わり、停電でも稼働してくれます。また、蓄電池と併用すれば、雨の日や夜間でも電気を使用できるようになります。
ソーラーカーポートを選ぶ際のポイント
最後は、ソーラーカーポートを選ぶ際に押さえておくべきポイントについて確認していきます。
両面発電可能なタイプを選ぶ
両面から発電可能な太陽光パネルを選ぶのが、ソーラーカーポートで効率よく発電するために重要なポイントです。
一般的な太陽光パネルは、片面からしか光を吸収できません。対して両面から発電可能な太陽光パネルは、地面からの反射光を吸収し、電気へ変換することが可能です。そのため、発電量が多く、片面のみ発電可能な太陽光パネルより効率よく売電および自家消費できます。
弊社とくとくショップで取り扱っている「Dulight」は、両面から発電可能な太陽光パネルを搭載していて、片面の発電と比較して約12%発電量を増やせます。
両面発電可能なソーラーカーポートをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。専任の担当者が、ソーラーカーポートの購入サポートおよびソーラーローンのご紹介を行います。
カーポートとしても利用可能な強度が確認
ソーラーカーポートを比較検討する際は、カーポートの強度についても確認しておくのが大切です。
ソーラーカーポートは、暴風や積雪などの負荷に加えて、太陽光パネルの重量に耐えなければいけません。耐久性の低いソーラーカーポートを設置してしまうと、破損しやすく、種類交換費用の負担が増えてしまいます。また、破損による事故リスクに注意が必要です。
そのため、ソーラーカーポートを比較する際は、カーポートの素材や強度について販売店から確認し、風速何m・積雪量何cmまで耐えられるのか把握しておきましょう。
自立運転可能な仕様であること
ソーラーカーポートにかぎらず太陽光発電を検討する際は、自立運転可能な仕様か確認しておきましょう。
自立運転とは、停電時に稼働可能な機能のことです。防災対策として自立運転モードは欠かせない機能なので、対応しているかどうか確認しておく必要があります。
なお、ソーラーカーポートや太陽光発電の多くは、自立運転モードに対応しています。
ソーラーカーポートの口コミは参考程度にしよう!
ソーラーカーポートの口コミは鵜呑みにせず、「こういう意見もあるんだ」といった冷静な視点で参考にするのが大切です。また、口コミを参考にする時は、口コミサイトの運営元を確認しておきましょう。
ソーラーカーポートの設置を検討している方やソーラーカーポート初心者で何を候補にすればいいのか分からない方は、今回の記事を参考にしながらソーラーカーポート「Dulight」を検討してみてはいかがでしょうか?
弊社とくとくショップでは、「Dulight」シリーズも取り扱っております。また、出力は6.15kWと9.84kW、12.3kWの3タイプをご用意しております。
「Dulight」シリーズは、両面発電可能な太陽光パネルを搭載しているので、片面発電可能なパネルと比較して約12%発電量がアップします。
気になる方は、お気軽にご相談ください。弊社問い合わせフォームよりご連絡方法やご相談内容を入力いただけます。
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