脱炭素化社会に向けて太陽光発電のあり方が変化してきています

石橋大右

2018.11.30 環境問題

脱炭素化社会に向けて太陽光発電のあり方が変化してきています

こんにちは、石橋です。
みなさんは脱炭素化という言葉をご存じでしょうか?

脱炭素化とは、化石燃料に頼る社会から脱却して、再生可能エネルギーの活用が浸透した社会を目指すことです。
近年の異常気象や異常な暑さと、温暖化ガスの削減対策が思っていたよりも進んでいないことから、世界の流れは「温暖化ガスを減らす低炭素化」からさらに一歩進んだ、「化石燃料そのものに頼らない脱炭素化」に踏み切ろうとしています。
この動きを受けて、化石燃料に頼らずに、事業を再生可能エネルギー100%で運営しようという「RE100」に加盟する企業も出始めています。

日本ではFITの改正によって太陽発電の売電価格が低下してきており、売電型のビジネスモデルの運営が難しくなってきていることから、自家発電して自家消費をする方向へ転向しようとする卒FITの動きが出始めるようになってきました。
現在の日本は化石燃料にかわるエネルギーは原子力発電という意識がまだまだ根強い側面があります。もちろんこれだけのエネルギーを消費する日本で原子力発電の有用性は否定しません。しかしそれと同時に、卒FITが原子力にかわるクリーンなエネルギーとして、太陽光発電が普及するきっかけになり、RE100に対する意識がますます高まっていけばいいと思っています。

ただ、自家発電して自家消費をする、自給自足型ビジネスモデルへ転向するのは簡単なことではありません。
太陽光発電の普及を拡大させて、自給自足型のビジネスモデルを確立させるには、発電コストを下げる必要があります。
太陽光発電が出回り始めた当初と比較すると、発電コストは年々低くなっていますが、原子力発電といった他の電力と競争ができる水準まで下がるように、継続して努力しなければいけません。

また、コスト以外の課題として、太陽発電は天候に左右されるという点も解消する必要があります。
天候によって不安定になってしまう発電量を安定させる技術を開発することも、太陽光発電を普及させて、よりクリーンな社会を作っていく鍵になります。

どんな課題も解決するにはやるべきことが多く、時間が必要ですが、太陽光発電は再生可能エネルギーの主力として期待されるエネルギーでもあるので、普及に力を注ぐ価値は十分あると考えています。
実際に諸外国ではコストの低下などに取り組んで、再生可能エネルギーの拡大につながる好循環が生まれている国もあります。

世界の再生可能エネルギー普及の流れを考えると、当社としても世界水準の企業になることを目指すとともに、よりクリーンで充実した社会を作ることに貢献するため、日本でもっと太陽光発電の普及が拡大されるように努力しなければと考えています。
そのためにも、まずは一人でも多くの方に信頼していただけるような会社になれるように、社内環境もクリーンにする努力も欠かさず続けていこうと思います。

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