こんにちは、石橋です。
遂に令和4年、2021年も今日が最後の日となりました。今年も多大なるご愛顧をいただき、本当にありがとうございました。
当ブログの更新も、今年はこれが最後となります。
そこで今回は、今年一年の総括と感じたことを語りたいと思います。
もう誰もが意識せざるを得ないコロナ禍ですが、ただでさえ大きく変わろうとしていた世界がコロナ禍をきっかけにさらにスピードアップして変化しているように感じます。
去年はコロナ禍を何とかしなければ!の年だったように思いますが、今年はそのうえで何を変えるか、次に何が来るかを意識する年になったように思います。
リモートワークの推進は、その典型でしょう。
元からあった働き方改革の一環や働き方の多様化によってリモートワークはIT企業を中心にすでに普及が始まっていました。
私たち和上ホールディングスもリモートワークを積極的にとりいれ、まるでIT企業のような勤務体系を確立しています。
そこにやってきたのが、コロナ禍です。すでにその準備ができていた企業とコロナ禍のためにリモートワークを「やらされている」企業に大きなギャップが生まれました。コントのネタのような話が本当に起きたりとドタバタ感満載でしたが、この変化をうまくこなした企業は次の時代にもしっかり機能していける企業だと思います。
すでに若い人たちの間ではリモートワークが導入されていることが会社選びの条件に入っているので、リモートワークをうまくとりいれていない企業は採用活動で苦労する時代になっていくでしょう。
企業価値を決める価値観も、時代とともに変化しているということですね。
もうひとつ象徴的だったのが、脱炭素への流れがどんどん加速していることです。特に自動車メーカーがこぞってEVへの参入を表明し、かねてから消極的だと指摘されていたトヨタまで本気を出してきました。
トヨタは消極的だったのではなく、水面下でしっかりと戦略を立てていたわけです。いざ発表となると、世界の自動車メーカーとは比べ物にならないような規模と大規模な投資額を打ち出しました。世界トップの自動車メーカーが、ついに動いたのです。
再生可能エネルギー普及の動きも、どんどん加速しています。和上ホールディングスはその先端を走る企業なので、その変化を肌で感じてきました。補助金やFITありきで「お財布にも優しい」なんて言いながら太陽光パネルを提案していたことが大昔のようにすら感じます。
今や太陽光発電はESG投資やSDGsの流れにある企業の生き残り戦略です。欧米ではエシカルバンクといって石炭火力などには融資をしない銀行まで誕生しています。この流れは来年も加速していくことでしょう。
環境問題は意識の高い人たちだけのものではなく、全世界が当たり前のように取り組み、それが消費行動にも影響を及ぼす時代に大きくシフトしているわけです。
私個人としても長らく言い続けてきたことなので、僭越ながら時代がようやく追いついてきたな、と感じています。
明日からは、新しい年が始まります。
コロナ禍はもうこのまま収束していくでしょう。オミクロン株がそれほど脅威ではなく、すでに発生源といわれている南アフリカではロックダウンが解除され、次にパンデミックが起きたイギリスでも収束が始まっています。
ほとんどの人が無症状のウイルスはもはや病気ではなく、無症状の人がどんどん抗体を獲得していくので、これは感染症のパンデミックの最終段階です。世界も、私たちもコロナの次の時代を見据えていかなければなりません。
私や和上ホールディングスは、もちろんこれからもぶれずに環境ビジネスと再生可能エネルギーのプロとしてその役割を果たしていきたいと思います。今年以上にその役割は大きくなると思うので、期待に応えていくのが私たちの社会的使命です。
社内的には、常に新しい働き方にチャレンジしてきた会社らしく、来年以降も面白い会社、社員で良かったと思ってもらえるような会社作りをしていきたいと思っています。そのために新しいことをどんどん発信していきたいと考えていますので、来年もどうぞ石橋大右と和上ホールディングスをどうぞよろしくお願いいたします!
それでは皆様、どうぞ良い新年をお迎えください。