こんにちは、石橋です。
ようやく季節も秋めいてきて、ちょっと肌寒いと感じる日も多くなってきました。どんなに酷暑があっても、猛烈な台風がきても、四季はちゃんと移ろっていることを感じさせてくれます。
自然はこのように、何億年が過ぎようと同じ営みを続けています。私たちの上から降り注ぐ太陽光も、そのひとつです。降り注ぐ太陽光は変わらなくても、私たち人類はその太陽光の活用法を大きく変えようとしています。
その代表格が、太陽光発電です。和上ホールディングスも、太陽光発電の普及とともに成長をしてきた会社なので、太陽光サマサマです。
そんな太陽光発電ですが、当初は家庭の屋根に取りつけて自家消費分をまかなう、そして余った分は売電をして収入につなげるというのが主なモデルでした。補助金や固定額買取制度も後押しをする形で、太陽光発電は多くの家の屋根で今日も発電を続けています。
こうした太陽光発電のモデルは、やがて太陽光発電所というビジネスモデルに発展していきます。家庭や会社で使うための発電をして余った分を売るのではなく、最初から全量を売る前提で発電所を作り、売電収入を原資とする投資案件となりました。
投資案件として太陽光発電所が存在するということは、それが投資商品として売買される市場も生まれます。これを、太陽光発電の「セカンダリー市場」といいます。
和上ホールディングスグループにも、「とくとくファーム」という太陽光発電所売買のプラットフォームがあります。これはまさにセカンダリー市場としての発電所取引を支援するためのものですが、太陽光発電が普及し始めた時には考えられなかったようなビジネスモデルです。
それだけ太陽光発電が現実味のある環境ビジネスとして発展をしてきた証拠であり、それはもちろん今後も続くでしょう。
シンクタンクの矢野経済研究所が発表した報告によると、セカンダリー市場は2020年に800メガワット規模にまで拡大する、とあります。今年(2018年)と比較すると1.7倍の規模になるということで、ほぼ倍です。いよいよ太陽光発電所が投資商品のように売買され、環境ビジネスとして飛躍する時代へと突き進んでいることが実感できます。
セカンダリー市場が成長すると、何が起きるか?それについては次の機会に書いていきたいと思います。
ひとつ言えるのは、いよいよ面白くなってきたということです。