こんにちは、石橋です。
いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
石橋は今年も太陽光発電ビジネスに関わる仕事で全国を飛び回っておりますが、そんな太陽光発電ビジネスの最前線より最近の事情についてお話しをしたいと思います。
最近、農村や田園地帯ののどかな風景を見ていると、その風景の中に太陽光パネルが目に入ってくることがとても多くなりました。家の屋根ではなく、空き地などに敷き詰められた太陽光パネルです。
もともと、太陽光発電と言えば家庭用のものを意味していることがほとんどで、屋根の上に太陽光パネルを取り付けて発電、その電気を自宅で使うという形が一般的でした。
もちろん今もこうした形で太陽光発電を利用している家庭は多く、今もその数は増え続けています。
しかし、田園風景の中に突如として現れる太陽光パネルは、こうした家庭用ではないことが明白です。なぜなら、そこに家はなく太陽光パネルだけがズラッと並んでいることが多いからです。
こうした設備は、個人または会社などが設置した太陽光発電所です。
メガソーラーというほどの規模ではないものの、50kW前後の規模を持つ本格的な発電所です。
ものすごくざっくりとした数字になってしまいますが、こうした発電所は2000万円くらいで設置することができます。そして、その施設が年間に生み出してくれる電力の売り上げは150万円くらい。
しかも固定価格買取制度があるので、20年間はその売り上げが約束されます。
向こう20年間にわたって一定の売り上げが保証されたビジネスというのは探してもそうあるものではないので、それを有望だと感じた投資家や企業などが続々と投資をした結果、このような発電所が誕生しているわけです。
最近では新規に発電所を作るだけでなく、すでに出来上がっている発電所が中古発電所として売買される時代になっています。
和上ホールディングスが手がけている中古発電所売買サイト「とくとくファーム」に多くのお問い合わせをいただくことからも、こうした太陽光発電ビジネスの最前線がどのように動いているのかがよく分かります。
かつて、太陽光発電の普及が始まった頃というのは、「環境に優しい」「お財布に優しい」「災害に強い」というイメージがとても強く、設置することが目的のように思われていた時期もありました。
その当時の和上ホールディングスも、そうしたニーズに合わせて販売・施工をしてきました。
それから10年も経っていない現在、太陽光発電は有望な投資案件となり、発電所が売買される時代になったのです。
これからは経済、金融のスキームとうまく歩調を合わせながら、ビジネスとしての太陽光発電がその地位を高めていくものと思われます。
和上ホールディングスも、そのニーズに合わせて常に変わっていかなくてはなりません。