令和2年度(2020年度)家庭用蓄電池補助金について。SIIの追加募集が開始されました

令和2年度(2020年度)家庭用蓄電池補助金について。SIIの追加募集が開始されました

今回は、皆さんが家庭用蓄電池の導入を検討した場合、よりお得に購入するためおさえておきたい補助金情報をご紹介したいと思います。

年々その需要が高くなっている家庭用蓄電池ですが、まだまだ誰でも気軽に購入できるほど安価ではないため、「蓄電池に興味はあるけれど、コスト的な問題で躊躇してしまう…」という方も多いと思います。家庭用蓄電池は、太陽光発電設備などと連携させることによって日々の生活にかかる電気代を削減できることがメリットと捉えられているのですが、もともと、大規模地震などの自然災害で停電が発生した際に、最低限の電力を確保するために注目された設備です。そのため、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)から「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」という補助金が作られているのです。

昨年も「関西電力サービスエリアでお得に蓄電池を設置する方法」という記事内でご紹介しましたが、先日追加募集の情報が発表されましたので、この記事で簡単にご紹介しておきます。

SII補助金の追加情報

SIIでは「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」という家庭用蓄電池の補助金事業を行っています。現在家庭用蓄電池の導入を検討中の方であれば、絶好のチャンスとなりますので、この補助金情報の詳細は是非おさえておきたいものです。
『災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金』は、35.5億円という予算内で補助金を出すというものですが、予算が満了してしまえば受付終了となってしまいます。そのため、補助金を利用して家庭用蓄電池の導入を検討している方は、お早めにとくとくショップまでご相談ください。

補助金申請おける諸条件について

令和元年(2019年)の「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」については、予算消化率が約50%にとどまっているため、令和2年度(2020年)も家庭用蓄電池導入に対する補助金が交付される運びとなりました。先日公表された追加募集の日程などは以下のようになっています。

予算 SIIの予算:38.5億円(15,000件程度)
※すでに20億円は消化済
公募期間 2020年04月07日 ~ 2020年6月30日
事業完了期限 2020年9月30日
実績報告期限 事業完了後30日以内、2020年9月30日(水)迄(12:00必着)のいずれか早い日

追加募集の公募期間は上の表のように決まっています。ただし、追加募集に関しても、予算がなくなってしまえばその時点で補助事業が終了してしまいます。したがって、あまり悠長に構えていると予算が終わってしまい、補助金が使えない…なんてことも考えられますので注意しましょう。

参考資料:災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金交付規程
参考資料:公募要領(追加公募版)

SII補助金の基礎知識について

それでは、SIIの「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」がどういったものなのか簡単におさらいしておきましょう。2020年4月7日より追加公募がスタートしたこの補助金ですが、「災害対応型」のみが補助金対象となっており、「ネットワーク型」と「周波数制御型」は対象外となっています。

事業の目的

「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」の目的は、各家庭に蓄電池を設置することで、電力の供給源を分散し、災害時に各家庭の電源を確保できる環境を構築することとなります。

本事業は、太陽光発電(10kW未満)を所持している需要家に対し、家庭用蓄電システムの導入事業に要する経費の一部に対して、当該事業に要する経費を補助することにより、国民の生活維持に欠かせない情報通信網、電灯、冷暖房等において最低限の電力エネルギーを需要家側で確保し、エネルギー供給源を分散化することで、災害による大規模停電の被害・リスクを最小化し、電力レジリエンスを向上させることを目的とする。
引用:SII公式サイトより

公募情報

補助金の内容に関しては、2019年度の概要と基本同様のものとなります。

対象 10kW未満の住宅用太陽光発電を設置している(新築・既築いずれも対象)
補助額 上限60万円(蓄電池のタイプや容量により実際の補助額は異なる)
蓄電池商品代 初期実効容量1kwhあたり20,000円
蓄電池設置工事代 ・工事代の1/2
・上限は5万円
ヘムス ・ヘムスの1/2
・上限は5万円

補助金詳細に関しては、以前他の記事で詳しく紹介していますので、以下の記事もご参照ください。

補助金の算出事例

最後に、いくつかの家庭用蓄電池について、実際の補助金額算出例をご紹介しておきます。

スマートスターL(9.8kwh)を導入する場合の算出例

【設置する蓄電池の基本情報】
・蓄電池の種類:スマートスターL 9.8kwh
・初期実効容量:7.5kwh
・設置工事費用(例):20万円
【補助金額】
・蓄電池本体に対する補助金:15万円(7.5kwh✕2万円)
・工事費に対する補助金:5万円
補助金合計額:200,000円

田淵電機EIBS7(7.04kwh)を導入する場合の算出例

【設置する蓄電池の基本情報】
・蓄電池の種類:EIBS7 7.04kwh
・初期実効容量:6.2kwh
・設置工事費用(例):20万円
【補助金額】
・蓄電池本体に対する補助金:12.4万円(6.2kwh✕2万円)
・工事費に対する補助金:5万円
補助金合計額:174,000円

オムロン蓄電池(9.8kwh)を導入する場合の算出例

【設置する蓄電池の基本情報】
・蓄電池の種類:オムロン蓄電池 9.8kwh
・初期実効容量:8.2kwh
・設置工事費用(例):20万円
【補助金額】
・蓄電池本体に対する補助金:16.4万円(8.2kwh✕2万円)
・工事費に対する補助金:5万円
補助金合計額:214,000円

まとめ

今回は、つい先日追加公募が公表されたSIIの「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」の公募情報について簡単にご紹介しました。この追加公募は、2019年度の予算がまだ残っているため、令和2年度も同様の内容で追加公募されたという背景があります。しかし、既に約半分となる20億円の予算が消費されているため、あまり悠長に構えていると、いざ自分が蓄電池を購入するときには、既に使えなくなっていた…なんてパターンも考えられると思います。

こういった補助金の詳細に関しては、一般の方が詳細まで理解するのは難しい面がありますので、まずは弊社までお問い合わせください。とくとくとショップでは、経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に最適な蓄電池のご提案から、最もお得に導入できるよう補助金のご紹介も行っています。

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