収録内容
太陽光発電のPPAモデルは、日本の企業でも導入が始まっています。中でもバーチャルPPAは、PPA業者の太陽光発電を導入することなく再生可能エネルギーを活用できるのが特長です。しかし、専門的な内容かつ新しい仕組みのため、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バーチャルPPAの仕組みやメリット・デメリットについて分かりやすくご紹介します。再生可能エネルギーを用いて自社の価値を高めたい事業者やPPAについて深く知りたい方などは、参考にしてみてください。
目次
- 1. バーチャルPPAの仕組み
- 1.1. 環境価値の取引を行う契約モデル
- 1.2. フィジカルPPAとの違い
- 1.3. 経産省は海外の運用方法に近いバーチャルPPAスキームの実現を検討
- 2. バーチャルPPAのメリット
- 2.1. 電力の購入方法を変えずに環境価値を取得できる
- 2.2. 太陽光発電設備の導入費用が不要
- 2.3. PPA事業者にとっては安定した収入を確保できる
- 3. バーチャルPPAのデメリット
- 3.1. 太陽光発電設備を敷地内に設置できない
- 3.2. 仕組み上電力を売ることができない
- 3.3. PPA事業者は直接環境価値を提供できないケースがある
- 4. シナネン株式会社のバーチャルPPA導入事例
- 5. バーチャルPPAは今後も注目の契約モデル!