コラム

エコキュートが壊れたらお風呂はどうすれば良い?エコキュート交換までの応急処置をご紹介します!

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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、エコキュートなど、家庭で使用している給湯器が突然故障してしまった際、お風呂をどうすれば良いのかについて解説します。

日常生活において、お湯の供給を担う給湯器は、今や欠かせない住宅設備の一つとなっています。一般住宅で使用される給湯器は、ガス給湯器やエコキュート、石油給湯器など、さまざまなタイプがありますが、どの給湯システムを導入していたとしても、いずれ機器の故障などにより交換をしなければならない時がやってきます。

そして、誰もが非常に困ってしまうのが、昨日まで問題なく使用できていた給湯器が、何の前触れもなく突然故障してしまう…という事態です。当然、給湯器が故障した場合には、お湯が出なくなりますので、お風呂に入ることができなくなります。今回は、このような状況に陥った時、家族の衛生状態を守るためのお風呂について、給湯器の交換が完了するまでの対処法をご紹介します。

エコキュート交換の流れと日数について

家庭の給湯を全て担っている給湯器が故障した時には、お風呂に入れないなど、日常生活が非常に不便になるため、すぐにでも新しい給湯器に交換し、給湯機能を復旧させたいと考えるはずです。

しかし、ここで焦って、給湯器の交換を依頼する業者をきちんと見極めなかった場合、高額な交換工事費用を請求されたり、給湯器の交換完了まで余計に時間がかかったりすることが考えられますので、注意してください。

ここではまず、一般的なエコキュート交換の流れと、交換工事にかかる日数についてご紹介します。

エコキュート交換の流れ

給湯器が何らかの理由で故障してしまい、お湯が出なくなった時には、修理するか新しい給湯器に交換しなければいけません。以下に紹介する流れは、もともとエコキュートを使用していた方が新しいエコキュートに交換する際の流れを簡単に示したものです。

  • STEP1 設置場所の確認
  • STEP2 既設エコキュートを撤去
  • STEP3 基礎工事(既存基礎が使用できる場合は不要)
  • STEP4 新しいエコキュートの据付工事
  • STEP5 配管接続工事(既存配管が使用できる場合は不要)
  • STEP6 電源接続工事、リモコン取り付け
  • STEP7 試運転

エコキュートの交換工事は、基本的に上記のような流れで進みます。エコキュートからエコキュートへの交換であれば、既存の基礎や配管を再利用することが可能な場合が多いです。既存基礎、配管の再利用ができないパターンは、設置場所を変える、基礎が劣化している、タンク容量を大きくするなどと言ったケースで、この場合は、新たな基礎工事や配管工事が必要です。

なお、ガス給湯器や石油給湯器など、他の給湯システムからエコキュートに交換する場合は、基礎工事や配管工事が必須です。

エコキュート交換にかかる日数は?

エコキュートが故障し、お湯が出なくなった時にはお風呂に入れなくなるので、一日も早く新しいものに交換したいと考えると思います。それでは、エコキュートの交換工事にかかる時間はどの程度なのでしょうか?

エコキュート交換にかかる日数については、既設給湯器のタイプによって変わります。以下に、交換工事にかかる大まかな時間をご紹介します。

  • ・エコキュートからエコキュートへの交換なら、半日から1日程度
  • ・他の給湯器(ガス給湯器など)からエコキュートへの交換なら2日程度

エコキュートからエコキュートの交換で、既存基礎や配管が再利用できる場合、最短で4時間程度で交換工事は完了します。しかし、配管のやり替えが必要な場合は、7~8時間程度かかると考えておきましょう。また、ガス給湯器など、他の給湯器からエコキュートへの交換の場合、本体を設置するための基礎を作る必要があるので、さらに時間がかかります。地盤が緩く、コンクリート基礎を作らなければいけない場合、コンクリートが乾燥する時間を見なければならないので、交換工事に二日程度かかると考えておきましょう。

なお、既設の給湯器故障を原因として、エコキュートの交換を行う場合、在庫を保持している販売店に相談しなければ、お湯が使えるようになるまでさらに時間がかかります。故障によるエコキュートの交換だとは言え、省エネ性や機能性を無視するわけにはいきませんし、自分たちが希望する機種があるはずです。しかし、エコキュートは、ガス給湯器などと比較すると、本体が非常に大きいため、在庫を保管するためにはかなり広いスペースが必要になります。そのため、エコキュートの販売店の中には、お客様から注文があり次第、メーカーから取り寄せる体制になっている場合があります。この場合、メーカーに在庫がある場合でも、到着まで3日程度かかります。塩害地仕様など、特殊なエコキュートの場合は、数週間待たなければならないケースがあり、お風呂の復旧までにかなりの日数を要してしまいます。

『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』は、主要メーカーのエコキュートについて、さまざまなタイプの在庫を常に保持しています。既設給湯器の故障など、出来るだけ早くエコキュートの交換をしたいという場合は、とくとくショップまでお問い合わせください。

給湯器が壊れたと感じた時にまず確認すべきポイント

シャワーから突然お湯が出なくなった…なんて時には、給湯器の故障を疑ってしまうことでしょう。しかし、お湯が出ない場合でも、その原因が給湯器の故障ではない場合もありますので、業者に連絡する前に以下のようなポイントを確認してみましょう。

水が出るか確認する

一つ目の確認ポイントは、「水は出るのか?」という点です。蛇口をひねっても、お湯だけでなく水も出ない…なんて場合、給湯器の故障ではなく、水道側のトラブルが考えられます。

例えば、お住いの地域にて、何らかの理由で断水が起きている、止水栓が閉まっているなどの原因が考えられます。この場合、給湯器の故障ではないので、エコキュートの交換は不要です。

給湯器のスイッチがONになっているか?

なんらかの理由で、給湯器のスイッチがオフになって、お湯が出せなくなっている場合が考えられます。例えば、給湯器本体は問題が無くても、リモコンが故障している、リモコン線に不具合が生じている、漏電が起きて安全装置が働いたなど、さまざまな理由で、給湯器のスイッチがオフになっている可能性が考えられます。

住人さんが何もしていないのに給湯器の電源がオフになっていた場合、何が原因なのかを突き止めるため、販売店もしくはメーカーに点検を依頼しましょう。リモコンや配線、漏電などが原因の場合、本体の交換までは必要ないでしょう。

設定温度が低い

これは、季節の変わり目に考えられる理由です。エコキュートは、貯湯タンクに高温のお湯を貯めておき、給湯の際は水道水と混ぜて設定温度にする仕組みになっています。

気温が高い夏場は、節約のためにこの設定温度を低くしている方が多いのですが、季節の変わり目で急激に気温が下がった日には、この温度調整がうまくいかず、普段よりもぬるいお湯しか出なくなることがあります。いつもはお湯が出るのに、水もしくはぬるま湯しか出ない…となると本体の故障を疑いますが、一度設定温度を高くしてみましょう。

ちなみに、リモコンの操作ミスで、低い温度設定になっているケースもあるので、交換業者に連絡する前に、設定を見直しましょう。

エラーコードが表示されているか確認する

エコキュートなど、最新の給湯器は、機器に何らかの不具合が生じた時、リモコンにエラーコードを表示して、原因と知らせてくれます。エラーコードの内容によっては、それに合った対処をすることで、これまで通り使うことができる場合があります。例えば、冬場に配管が凍結してお湯が出せなくなっている、タンクが湯切れを起こしているという問題であれば、本体の故障ではないので取扱説明書にしたがってエラーを解除しましょう。

なお、指示通りの方法でエラーを解除したのに、すぐにエラーコードが表示されるといった場合、本体の故障の可能性があるので、専門業者に点検してもらいましょう。

水漏れが起きている

給湯器周りのどこかで水漏れが起きている場合、お湯が出なくなることがあります。エコキュートの貯湯タンクから水漏れしているというケースは、一目で故障と分かるので、修理か交換を誰でも検討するでしょう。

しかし、目に見えない位置の配管で水漏れが起きている場合、本体の故障と勘違いしてしまう方が多いです。この場合、配管を修理すれば既設のエコキュートがそのまま使用可能なので、交換の前に水漏れが起きていない確認すると良いでしょう。配管からの水漏れは、壁の中で起きていたりするので、目視で確認できないケースもあります。したがって、一旦、家の中の全ての蛇口を閉めて水道メーターを確認してみましょう。水を出していないのに、メーターが回っていれば、水漏れが発生しているということです。この場合、水道修理業者に修理してもらう必要があります

給湯器が壊れたとき、お風呂はどうする?

それでは、突然自宅の給湯器が故障して、お湯が出なくなった時、お風呂に入るための応急処置をご紹介します。上述したように、給湯器が故障して、新たなエコキュートに交換する場合、交換工事だけで1日程度かかります。さらに、交換業者を探す、相見積もりを取ることを考えると、お湯が出るようになるまで最低でも3日は見ておかなければならないでしょう。

給湯器の故障が夏場に発生した場合、エコキュートへの交換が完了するまでお風呂に入らないという対処は難しいはずです。ここでは、給湯器が故障している状態でも、家族の衛生状態を守るための対策をいくつかご紹介します。

銭湯やスポーツジムなど、外部施設でお風呂に入る

給湯器が故障して、一時的に自宅でお風呂に入れなくなった場合、近くの銭湯やスポーツジムなどを利用するのが最も手軽な方法と言えるでしょう。

最近は、町の小さな銭湯の数が少なくなってきているので、気軽に通える銭湯が無い…というケースもありますが、もし近くにあるのであれば、広々としたお風呂やサウナなどが併設されている場所もありますので、普段よりも充実したバスタイムを楽しむことができるかもしれません。

また、スポーツジムなどの会員になっている方は、ジムに併設されているシャワーなどを利用するのも一つの手でしょう。もともと通っているジムであれば、新たな出費にはならないので、コスト負担の事もあまり心配する必要はありません。

この他にも、マンガ喫茶や日帰り温泉、スーパー銭湯など、入浴が可能な施設が近くにある場合は、一時的にそういった施設を利用すると良いのではないでしょうか。

注意点としては、家族単位で外部の入浴施設を利用するとなると、金銭的な負担がそれなりに大きくなってしまう点です。給湯器の故障期間が長くなればなるほど、負担が増えていきますので、出来るだけ早くエコキュートの交換を完了させるのがおすすめです。

夏場であれば、水シャワーで我慢する

夏場限定の応急処置ですが、夏場に給湯器が故障してお湯が出なくなった場合は、水のシャワーで対応すると良いでしょう。

給湯器が故障したとしても、水道側に問題が無ければ、蛇口から水を出すことはできます。したがって、数日間程度なら、水のシャワーや水風呂で対応するという方法でも、それほど負担に感じることはないと思います。

別でお湯を作ってお風呂の水温を調節する

給湯器でお湯が作れなくても、コンロや電気ポットを使えば高温のお湯を作ることが可能です。

したがって、浴槽や大き目のたらいなどに最低限の水をはり、沸かした熱湯を足すことで入浴できる水温に調節してお風呂に入るという方法もあります。

例えば、小さな子供やお年寄りがいて、外部の入浴施設に出かけることができないという場合、こういった方法で一時的に清潔に保つと良いでしょう。

ドライシャンプーや体拭きシートを利用する

最近は、災害対策アイテムや介護用品として、「ドライシャンプー」や「体拭きシート」など、入浴が難しい状況でも体を清潔に保つための製品が開発されています。

こういった、お風呂に入れない時のことを考えて開発された製品は、給湯器が故障した時にも大活躍してくれます。

ドライシャワーは、水が無い状態でも頭を洗うことができるヘアケア製品で、体拭きシートは、全身の汚れを拭き取り、清潔を保つための製品です。こういった製品は、お風呂に入った後の爽快感は感じられないものの、汗などによる体のべたつきやニオイを防ぐことが可能です。毎日入浴施設に通うのはコスト負担が大きい…と考える方は、こういったアイテムも活用すると良いと思います。万一の災害時の訓練にもなりますので、お子様と一緒に試してみてはいかがでしょう。

ポータブルシャワーを購入する

キャンプなど、アウトドアレジャーが流行っている現在では、屋外でシャワーを浴びるための製品などが開発されています。

ポータブルシャワーは、さまざまなタイプが登場していますが、「ポンプで水を組み上げタンクに溜め、その水をシャワーとして排水する」という仕組みのものが最も一般的です。この他にも、手動でタンクに水を入れて、空気圧などで水を排水できるような簡易タイプもあります。

ポータブルシャワーは、ネット通販やホームセンターなどで販売されていて、安い簡易タイプならなら2,000円前後、高機能なものでも5,000円程度で購入することができます。適温に調整したお湯をタンクに入れれば、お湯のシャワーを浴びることも可能ですので、一時的な応急処置としてはコスト的にも非常におすすめです。

蒸しタオル、濡れタオルで体を拭く

給湯器の故障は、いつ発生するか分かりません。例えば、いざ入浴しようという段階で、お湯が出ないことに気付くパターンも考えられます。そしてこのよう場合、上述した入浴用のアイテムを用意することは難しいです。

この時には、コンロなどでお湯を作り、濡れタオルで体を拭く、蒸しタオル作り体を拭くという対策があります。

蒸しタオルは、水に濡らしたタオルを少し絞り、電子レンジで温める(500~600ワットで1分ほど温める)ことで作ることができます。給湯器の故障に気付いたのが夜遅くになってという場合、入浴施設に足を運ぶのも面倒に感じる場合があるので、そういった時には便利だと思います。

知人、親族の家で入浴させてもらう

最後は、近くに住んでいる知人や親族の家で入浴させてもらうという対策です。

実家が近くにあるという場合、給湯器の交換が完了するまで、一時的に実家で過ごすという対策が最も安心かもしれません。実家ですから、お風呂を借りる場合も、特に気を使う関係ではありませんし、新しく導入するエコキュートの機種を慎重に選ぶ時間も確保することが可能でしょう。

ただ、知人にお風呂を借りる場合、さすがに毎日お風呂に入りに行くというのは難しいでしょう。1~2日程度であれば、快く貸してくれるかもしれませんが、それ以上となると相手方もストレスに感じてしまうようになる可能性があります。

まとめ

今回は、家庭で使用している給湯器が故障した時、家族を清潔に保つため、お風呂の代わりになる対策をご紹介しました。給湯器は、家庭の給湯を一手に担っている設備ですので、これが故障した場合には、温かいお風呂に入ることができなくなります。もちろん、給湯器が故障した時には、修理か新しい機種に交換しなければならないのですが、お湯が復旧するまでにはそれなりの日数がかかってしまいます。

例えば、エコキュートの交換を行う場合でも、交換を依頼する業者探し、新しく購入する機種選び、設置工事など、さまざまなステップを経なければならないため、スムーズに工程が進んでも、3日程度はかかると考えなければいけません。当然、エコキュートの交換が完了するまでは、お風呂に入れないので、それまでどうするかについて、事前に考えておく必要があると思います。どのタイプの給湯器を利用していたとしても、一度設置すれば同じ機器を一生使えるような事はありませんし、この記事でご紹介したような不便な生活をしたくないなら、機器が故障する前に交換できる体制を作っておくのがオススメです。

エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップでは、全国でエコキュートの販売・設置工事を行っていますので、主要エコキュートメーカーの在庫は豊富に確保しています。給湯器が故障した時には、一日でも早く復旧させたいと誰もが考えるはずですので、お急ぎの方は是非弊社までお問い合わせください!

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