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三菱電機製エコキュートの特徴とは?オススメ機能や実際の利用者からの評判をご紹介します!

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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、数あるエコキュート開発メーカーの中でも、パナソニックと並んでトップクラスのシェア率を誇る三菱電機製エコキュートの特徴や、実際に三菱電機製エコキュートを導入した方の口コミ情報などをまとめてみます。

三菱電機は、1921年創業の老舗電機メーカーで、一般の方からは白物家電の開発・製造を行っている企業と言ったイメージが強いと思います。しかし実は、給湯周りの設備に関しても、非常に長い歴史を誇っており、深夜電力を利用した電気温水器は、1960年代に三菱電機が日本で初めて開発しています。エコキュートに関しては、コロナ社が世界で初めて発売した給湯器ですが、三菱電機は長く給湯周りの設備を取り扱ってきた経験からか、現在ではエコキュート業界でもトップクラスの人気メーカーとなっています。

それでは、三菱電機のエコキュートは、他メーカーと比較してどのような点がメリットとなり、現在のシェア率を誇っているのでしょうか?この記事では、三菱電機が開発するエコキュートの独自機能などを解説します!

三菱電機製エコキュートの特徴

それではまず、三菱電機製エコキュートに搭載されている独自機能について解説します。冒頭でご紹介したように、三菱電機はエコキュートの前身となる電気温水器を日本で初めて開発した企業で、2010年には電気温水器とエコキュートの累計生産台数が400万台を突破したとされています。つまり、三菱電機は、電気でお湯を沸かす給湯器について、豊富な消費者の声を持っていて、それを新たな製品開発の参考にすることで、エコキュート業界のトップメーカーに君臨できるようになったのだと思います。

ここではまず、三菱電機製エコキュートを利用している方からも非常に評価の高い独自機能をいくつかご紹介します。なお、以下でご紹介する機能は、機種のグレードによって搭載されていない場合もあります。三菱電機製エコキュートを購入する際には、きちんとどの機能が搭載されているのかを事前にチェックしてください。

綺麗なお湯を実現する「キラリユキープ(PLUS)」

どのような給湯設備を使用していても、浴槽内の汚れが気になる…という方は多いのではないでしょうか?きちんと身体を洗ってから入浴したとしても、雑菌などがお湯に排出されるのを完全に防ぐことはできません。そして、浴槽内の雑菌は、時間が経過するほど増殖していきます。

三菱電機製エコキュートには、こういった浴槽内の汚れの悩みを解決する「キラリユキープ」という機能が搭載されている機種があります。この機能は、ボタン一つで浴槽内のお湯を清潔に保ってくれるとされています。具体的には、風呂配管に「UV-LEDユニット」と呼ばれる機構が搭載されていて、汚れたお湯に深紫外線を照射することで、菌の増殖を防いでくれるようになっています。もちろん、全ての菌に効果を発揮するわけではないのですが、通常よりも清潔なお湯をキープしてくれる機能は非常に大きなメリットになるでしょう。

参照:三菱電機公式サイト

栓を抜けば自動で配管をお掃除「バブルおそうじ」

どのようなエコキュートでも、日々の入浴で、風呂配管に汚れが付着してしまいます。三菱電機製エコキュートは、その汚れを自動で洗浄してくれる「バブルおそうじ」という便利機能が搭載されています。

使い方も非常に単純で、浴槽の栓を抜けば、自動的にバブル洗浄がスタートされます。約0.1ミリのマイクロバブルには、その一つ一つに汚れを吸着する性質があるため、この性質を生かして洗浄剤を使うことなく風呂配管を綺麗にしてくれます。

バブルおそうじ機能が搭載されたエコキュートなら、毎日の清潔なお風呂を楽しむことができます。

参照:三菱電機公式サイト

女性に嬉しい入浴機能の「ほっとあわー」

「ホットあわー」は、通常の泡の約1/1000のマイクロバブルを発生させ、全身を細かい泡で包みこんでくれる便利機能です。この機能を使って入浴することで、肌に潤いをプラスしてくれる他、湯冷めしにくくなるという効果が得られることから、美容意識が高い方や小さなお子様、高齢者のいる家庭に非常に高い人気を誇る機能になっています。

なお、浴槽によっては、施工できない場合があるので、その点は注意しましょう。

参照:三菱電機公式サイト

賢く電気代を削減「ホットりたーん」

三菱電機製エコキュートの上位モデルには、「ホットりたーん」という嬉しい省エネ機能が搭載されている機種があります。

この機能は、お風呂の残り湯の熱を回収して、新たなお湯を効率よく沸かせるようにするためのものです。もう少し噛み砕いて言うと、沸き上げにかかるエネルギーを節約することで、電気代を安くすることができるとても嬉しい機能です。

通常のエコキュートでは、残り湯はそのまま排出しますので、熱を再利用することなどできません。しかし、ホットりたーんが搭載されている機種は、より効率的にお湯を沸かすことができるようになります。

ちなみに、バブルおそうじ機能が搭載されているエコキュートであれば、熱交換器まで洗浄してくれるので、熱の回収率も落ちにくくなります。

参照:三菱電機公式サイト

エコキュートの弱点を解消した「ハイパワー給湯」

三菱電機製エコキュートの口コミの中には、「水圧が強い」という意見が多くみられます。そして、その理由となっているのが「ハイパワー給湯」という機能です。

ハイパワー給湯は、減圧弁圧力が290kPa程度と非常に強力です。従来の高圧力型で180kPa程度ですので、そのシャワーと比較すると、1.3倍ほどの湯量となります。

ハイパワー給湯が搭載されている機種であれば、3階部分に浴室があっても、十分な水圧を確保してくれますし、2ヵ所同時にお湯を使っても水圧がほとんど変わりません。エコキュートが登場した当初は、水圧が弱いことがデメリットとみなされていて、実際にメーカーにまで苦情の連絡が入っていたそうです。三菱電機製エコキュートのハイパワー給湯は、ガス給湯器などの水道直圧式給湯器からエコキュートに入れ替えする方におすすめです。

参照:三菱電機公式サイト

地震や停電など非常時を考えられた「安心設計」

三菱電機製エコキュートは、「非常時にも使いやすい」がとことん追求された安心設計も人気の理由です。

例えば、上の動画にもあるように、非常時に、誰でも簡単にタンクから取水できるような工夫が施されています。また、停電が発生しても、貯湯タンク内にお湯が残っていれば、シャワーや蛇口からお湯を使うことが可能です。

この他にも、「耐震クラスS対応」と記載された機種には、安定性がある幅広の「タフレッグ」が脚部に採用されていて、地震の揺れがあっても転倒しにくくなっています。

参照:三菱電機公式サイト

エコキュートのデメリットとは?

ここまでは、エコキュート業界で三菱電機の製品が人気になっている要因について解説してきました。三菱電機製エコキュートは、消費者がエコキュートに求める機能を幅広く搭載しており、さらに「非常時にも使いやすい」など、利用者目線での開発が行われていることで、パナソニックと並ぶ人気を獲得したのでしょう。

ただ、これからエコキュートの導入を検討しているという方は、この給湯器特有のデメリット面をきちんと押さえておくべきです。以下で、エコキュート全般に言えるデメリット面をご紹介します。

エコキュートは高性能なものほど高額になる

エコキュートは、販売開始から20年以上が経過していますが、現在でもさまざまな便利機能が開発されています。そして、エコキュートの導入を検討した時には、「どうせ購入するなら高性能なものが良い!」と考える方が多いはずです。

しかし、エコキュートは、搭載されている機能が多い高性能なものほど価格が高くなっていきます。当然と言えば当然の事なのですが、各メーカーのハイエンドモデルになると、メーカー小売り希望価格で100万円を普通に超えてきます。もちろん、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』のような専門店でエコキュートの導入を行う場合、ハイエンドモデルでもかなり安く販売していますが、ガス給湯器と比較すると、どうしても割高になってしまいます。

三菱電機製エコキュートの場合、エントリーモデルのAシリーズと高性能な物を比較すると、20万円ほどの価格差が生じます。

お湯切れの心配がある

エコキュートは、一日で使用するお湯を、電気代が安い深夜にまとめて沸かして、貯湯タンクに貯めておくという仕組みの給湯器です。

エコキュートの光熱費削減効果を最大限生かすためには、都度お湯を作るといった使い方ができないため、貯湯タンクに貯めている以上のお湯を使うと、お湯切れになってしまいます。万一、お湯切れを起こした時には、電気代が高い時間帯に沸き上げする必要があるため、余計な電気代がかかってしまいます。

ガス給湯器など、瞬間式の給湯器に慣れている方は、使いたいときに好きなだけお湯が使えない…という点は、ストレスに感じる場合があるでしょう。お湯切れを起こさずエコキュートを運用するためには、最初のタンク容量選びが重要ですので、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』までお気軽にご相談ください。

設置のために広いスペースが必要となる

エコキュートは、ガス給湯器と比較すると、設置のために広いスペースが必要になることがデメリットになる場合があります。近年では、狭小地に3階建て住宅を建築するケースが増えていて、エコキュートを導入したくても設置できるスペースを確保できない…なんてことも増えているようです。

エコキュートは、エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを設置できるだけのスペースが必要で、さらに定期的なメンテナンスを行える空間も必要です。ガス給湯器は、小型化が進んでいて、壁掛け設置が一般となっていますが、エコキュートは皆さんが考えている以上に大きな設備です。

なお、三菱電機のエコキュートは、コンパクトモデル、薄型モデルなど、狭いスペースでも設置できる機種が豊富に用意されていますので、設置スペースの広さに自信が無い方は三菱電機製エコキュートの導入を検討してみてはいかがでしょう。

三菱電機製エコキュートに関する利用者の口コミをご紹介

それでは、三菱電機製エコキュートについて、インターネット上に公開されている実際の利用者の声をピックアップしてみます。

どのような製品にも、良い意見と悪い意見がありますので、ここではその両方をご紹介します。

三菱電機製エコキュートの良い意見について

まずは、三菱電機製エコキュートに対する良い口コミをいくつかご紹介します。

  • シャワー圧力が欲しいので、通常の圧力180kPaタイプはパスし、シェア率の高い三菱にしました。シャワー圧力は以前より同等かそれ以上で大満足です。
  • 高水圧機種で水圧が上がり気持ちも上昇した
  • タンクの量など、学習能力があるなど、最新のものはすごいですね
  • リモコンが使いやすい

三菱電機製エコキュートは、エコキュートの弱点と言われていた水圧に関する良い意見が非常に多いです。上で紹介したように、三菱電機のエコキュートには、ハイパワー給湯という機能が搭載されていて、水道直圧を実現している日立以外のメーカーのものと比較すると、かなり強い水圧を実現しています。したがって、2階以上にバスルームがあるといった設置条件の場合は、三菱電機製エコキュートはオススメです。

この他にも、省エネ関連の機能を活用することで、電気代が安くなったという声も多いです。ただ、電気代については、古いエコキュートからの入れ換えですので、どのメーカーのものを選んでも安くなるはずです。

三菱電機製エコキュートの悪い意見について

次は、三菱電機製エコキュートの悪い意見についてもご紹介しておきます。

  • 基本性能には満足、わき上げモードには不満。
  • 想像以上に早く壊れた…
  • オート機能に不満が…(オートに設定すると、1人目が入った後、お湯が足されません。温度も上げてくれません。結局、手動で操作することになり、オートの意味がない)

三菱電機製エコキュートに関しては、概ね評判が良いエコキュートと言えます。価格comなどに、リモコン操作に関する悪い意見などが書き込まれていますが、これは子供の誤操作を避けるための機能に不満を持つ方の意見です。この辺りは、人によって感じ方がかなり変わる部分でもあるので、なかなか難しい問題なのかもしれません。

なお、三菱電機製エコキュートについて、故障に関する情報も多く見かけますので、他のメーカーよりも「壊れやすいのかな?」と感じる方もいるようです。しかし、三菱電機は、パナソニックと並んでトップシェアを誇る企業ですので、単純に利用している人が多いため、それに比例して故障情報が増えているだけです。別記事で詳しくご紹介していますが、エコキュートは、メーカーによって故障確率が変わることはないので安心してください。

結局、三菱電機製エコキュートはどうなの?

ここまで、三菱電機製エコキュートに搭載されている独自機能や、実際の利用者の声などをご紹介しました。記事内の情報から分かるように、三菱電機は、電気温水器の販売も含めると、60年間以上も電気をエネルギー源とした給湯器の開発を行っている企業です。そのため、消費者の要望に沿った給湯器の機能を開発するのが得意というイメージで、三菱電機のエコキュートは、利用者が求める機能がたくさん搭載されています。例えば、長年エコキュートの弱点とされていた『水圧』に関しても、3階以上に浴室がある場合でも、何の問題もなくパワフルな水圧でシャワーを浴びることが可能です。この他にも、常に清潔な入浴ができる機能や、自動で配管を洗浄してくれる機能、停電などの非常時も便利に使える工夫など、必要な機能は一通り揃っていると考えて間違いないと思います。

なお、三菱電機製エコキュートは、故障を心配する方が多いのですが、特に「壊れやすい」と言ったことはありません。三菱電機は、エコキュートの販売について、トップクラスのシェア率を誇っていますので、単純に利用している方が多いため、故障の情報を見かける割合が多くなっているだけです。三菱電機も、その他のメーカーと同じく、約10~15年が機器の耐用年数だと考えて構いません。

これらの情報からも分かるように、三菱電機のエコキュートは、現在エコキュートの導入を検討している方全員におすすめ出来る優れた機種だと言えます!

まとめ

今回は、光熱費削減が目指せる給湯器として人気になっているエコキュートについて、業界トップメーカーである三菱電機製エコキュートの特徴をご紹介しました。この記事でご紹介したように、三菱電機は電気でお湯を沸かす給湯器については、国内で最も歴史のあるメーカーと言えます。そのため、長年蓄積してきた顧客の声を持っており、それをもとに消費者が求めているエコキュートの機能を開発しているのでしょう。三菱電機のエコキュートは、省エネ性能だけでなく、日々の入浴を楽しめて、さらにお手入れが楽にできる非常に優れた機能性になっています。現在、エコキュートの交換を検討している方で、「どのメーカーのエコキュートが良いのかな?」と迷っている方がいれば、三菱電機製エコキュートにすれば後悔はしないと思いますよ!

エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップでは、主要エコキュートメーカーの在庫を豊富に確保しています。突然給湯器が故障した…なんて時には、一日でも早く復旧させたいと誰もが考えるはずですので、お急ぎの方は是非弊社までお問い合わせください!

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