収録内容
近年では、自然災害による停電に備える目的や日々の生活にかかる電気代削減を目指して「蓄電池の需要がどんどん伸びている!」と言われています。特に太陽光発電と非常に相性の良い設備となりますし、2019年度から住宅用太陽光発電の高額な売電価格を補償していた固定価格買取制度(FIT)が期間満了で終了してしまうご家庭が登場し始めることもあって、2018年終わりごろより急激にその需要が高くなっていると言われているのです。
しかし、そうはいっても家庭用蓄電池に関しては「非常に高額な住宅設備…」というイメージが根強く残っていることもあり、テレビやネットで言われているほど蓄電池の需要が高まっているとは思えない…と考える方も少なくないのではないでしょうか?蓄電池は、もともと工場などの大規模施設における非常用電源として活用されてきた設備なのですが、東日本大震災を契機に一般家庭での非常用電源の必要性が注目され、家庭用の蓄電池として普及し始めたという歴史があります。家庭用として販売開始された当初は、300万円以上する非常に高額な住宅設備であることや、大型で広い設置スペースを確保しなければならない…ということがネックとなり、誰でも気軽に導入できる設備ではなかったのも確かです。
それでは、このような家庭用蓄電池が、2020年現在、さまざまなご家庭に導入されるようになっているという情報は本当なのでしょうか?今回は、「なぜ今、蓄電池の需要が高まっているのか?」ということについてご紹介します。
目次
- 1. 蓄電池は本当に売れているのか?
- 2. なぜ今蓄電池が売れているのか?
- 2.1. 理由① 卒FITが理由
- 2.2. 理由② 高い電気代削減効果が理由
- 2.3. 理由③ 自然災害の備えとして
- 2.4. 理由④ 低価格・省スペースの蓄電池が登場した
- 3. まとめ







