収録内容
太陽光発電システムの導入において必須の設備に、分電盤があります。分電盤は太陽光発電の有無にかかわらず電気設備がある建物には必要になるもので、すべての建物に設置されているきわめて重要な機器です。
もちろん太陽光発電を稼働させるためにも欠かせない分電盤ですが、使用状況によってはトラブルを起こしてしまうこともあります。太陽光発電を導入している住宅で分電盤トラブルが起きると発電や売電に影響を及ぼすこともあるため、当記事では太陽光発電と分電盤の関係や役割、よくあるトラブルや対処法などについて解説します。
目次
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1 太陽光発電には分電盤が必要
- 1.1 電気あるところに、分電盤
- 1.2 分電盤の仕組みと役割
- 1.3 分電盤と配電盤の違い
- 1.4 太陽光発電には極めて重要な分電盤
- 1.5 太陽光発電には専用の分電盤
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2 太陽光発電と分電盤にありがちなトラブルとの解決策
- 2.1 分電盤にトラブルが起きると、どうなる?
- 2.2 異常高温によるトラブル
- 2.3 電気の使い過ぎによるトラブル
- 2.4 湿度上昇による漏電トラブル
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3 太陽光発電の分電盤トラブルを防止する対策法
- 3.1 ファンによる送風で冷却
- 3.2 湿気が溜まらないように工夫する
- 3.3 定期的な計測で漏電を察知
- 4 まとめ