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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、エコキュートをお得に使うための給湯温度設定について解説します。一般的に、エコキュートの給湯温度は、夏場で50℃、冬場は50℃よりも少し高い温度に設定するのが良いとされています。お風呂の温度と考えれば、50℃というのは少し高すぎるように感じますし、45℃前後に設定しておいた方がお得なのではないかと考える方がいます。しかし実は、低めの給湯温度に設定するのは、電気代の節約にならないだけでなくさまざまなデメリットが生じてしまう可能性があります。
そこでこの記事では、エコキュートを賢く使うためにおさえておきたい、給湯温度設定や、なぜ給湯温度を50℃前後にするのがおすすめとされるのかについて解説していきます。
実は、ここ数年、給湯器の無料点検を謳った訪問販売による消費者トラブルが急増していると言われています。給湯温度の設定を間違ってしまった場合、こういった給湯器の訪問点検詐欺に巻き込まれる可能性を高めてしまうリスクがあるため、エコキュートの給湯の仕組みや正しい給湯温度の設定はおさえておいた方が良いです。節約を理由に給湯温度を低く設定したときには「お湯がぬるい…エコキュートの故障か?」と考えてしまい、無料点検詐欺の手口に引っかかりやすくなる可能性があると言えます。
目次
- 1. エコキュートの給湯温度設定は、夏場は50℃がおすすめ
- 1.1 ①混合栓で温度を調整しやすいから
- 1.2 ②水道水の圧力が加わるため水圧が強くなる
- 1.3 ③電気代の節約につながる
- 2. 冬場の給湯温度は、50℃より少し高くしておくのがおすすめ
- 2.1 ①蛇口からお湯が出るまでに温度が下がるから
- 2.2 ②低い温度設定は余計な電気代がかかる
- 3. エコキュートとの給湯温度設定を低くするデメリット
- 3.1 デメリット1 実は電気代の節約につながらない
- 3.2 デメリット2 雑菌の繁殖リスクが高くなる
- 3.3 デメリット3 サーモスタット混合栓の故障を招く
- 4. エコキュート利用中に「お湯がぬるい」と感じる原因とは
- 4.1 複数の場所で同時にお湯を使っている
- 4.2 水栓側の設定温度が低くなっている
- 4.3 タンクの湯量が少なくなっている
- 4.4 沸き上げ温度設定が低い
- 4.5 水栓側の不具合
- 4.6 エコキュートの故障
- 5. エコキュート利用中に、お湯がぬるいと感じた時の対処法
- 5.1 STEP1 お湯がぬるい場所を特定する
- 5.2 STEP2 エコキュートの設定温度を変更する
- 5.3 STEP3 専門業者に点検・修理を依頼する
- 6. 給湯器の無料点検詐欺が急増中!
- 7. まとめ