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こんにちは、『エコキュートとオール電化専門店 とくとくショップ』です。今回は、貯湯式の給湯器であるエコキュートについて、非常に困ってしまう現象の一つである「エコキュートを使ってないのにお湯が減る…」という問題について解説したいと思います。
エコキュートは、一日に使用するお湯を格安の夜間電力を利用してまとめて沸かし、貯湯タンクに貯め置きするという仕組みの給湯器です。日常生活の中でお湯を利用する際には、タンクに貯めているお湯が供給されるというシステムになっていることから、タンクの貯湯容量が少なくなってくると、昼間に沸き増ししなければならなくなります。ただ、日中に沸き増しが必要になれば「安い夜間電力でお湯を沸かす」というエコキュートの利点が生かせなくなるため、エコキュートを使用するためにかかる電気代が高くなってしまうという問題に発展するのです。したがって、エコキュートの利点を最大限生かすためには、購入時点で家族構成に合わせた容量を持つ貯湯タンクを選択し、適切に運用しなければならないと考えてください。
しかし、適切な容量のタンクを選んだ場合でも、エコキュートを利用している時に、「お湯を使っていないのに、リモコンユニットの残湯量が減っている…」という現象が出る場合があります。それでは、エコキュートを使っていないのにお湯が減る…という現象は、なぜ起こってしまうのでしょうか?この記事では、エコキュート利用者にありがちな「使っていないのにお湯が減る」という現象について、その理由や対処法を分かりやすく解説します。
目次
- 1. エコキュートを使っていないのにお湯が減る理由とは?
- 1.1 理由① 貯湯タンク内のお湯の温度が下がっている
- 1.2 理由② 自動保温や追い炊きで機器が勝手に使用している
- 1.3 理由③ 自動配管洗浄機能が働いている
- 1.4 理由④ どこかで水漏れしている
- 2. エコキュートを使っていないのにお湯が減ると感じた時の対処法
- 2.1 沸き上げ温度設定を確認する
- 2.2 不要と感じる便利機能を利用しない
- 2.3 メーカーや販売店に点検してもらう
- 3. エコキュートの故障だった場合、修理と買い替えならどっち?
- 3.1 メーカー保証期間内で、修理費用が安く収まるなら修理
- 3.2 修理費用が高額な場合は買い替えがおすすめ
- 3.3 耐用年数近くもしくはそれ以上使用したエコキュートなら買い替え
- 4. まとめ