収録内容
FITによる固定買取が続いている野立ての太陽光発電所も、いつかはそのFITが終了を迎えます。これは「卒FIT」と呼ばれ、太陽光発電事業をしている投資家や企業は20年間の買取期間が終了した後のことを考えておく必要があります。
その中の有力な選択肢として、非FIT(NonFIT)電力の買取があります。非FIT(NonFIT)電力は他の選択肢よりも採算性や持続性に優れているといわれていますが、それはなぜでしょうか。非FIT(NonFIT)電力の買取市場や相場も併せて解説します。
目次
- 1. 野立て太陽光発電のFITが終了したらどうする?
- 1.1. FITが終了すると売電価格が大幅に下がる
- 1.2. 取り得る選択肢は5つ
- 1.2.1. ①そのまま売電を継続する
- 1.2.2. ②太陽光発電所を売却する
- 1.2.3. ③新電力会社に売電する
- 1.2.4. ④非FIT(NonFIT)電力会社に売電する
- 1.2.5. ⑤自家消費モデルに移行する
- 2. 非FIT(NonFIT)電力会社に売電するメリット
- 2.1. もうFIT制度に振り回されることはない
- 2.2. 採算性を高められる可能性がある
- 2.3. 再エネ賦課金の抑制につながる
- 2.4. 質の高い電力を供給して社会貢献になる
- 3. 非FIT(NonFIT)の買取市場と相場
- 3.1. 非FIT(NonFIT)電力会社とは
- 3.2. 非FIT(NonFIT)電力会社のスキーム
- 3.3. 非FIT(NonFIT)電力会社の買取相場
- 4. まとめ