収録内容
災害時の備えとして、蓄電池を検討するご家庭や企業が近年増え続けています。そして、その蓄電池にはリチウムイオン電池が使用されています。
リチウムイオン電池は、身近なスマートフォン、ノートパソコン、モバイルバッテリーなどの電子製品に広く使われており、小型で高性能で、充電と使用を繰り返すことができる特徴を持つ電池です。
しかし、蓄電池として使用されるリチウムイオン電池には注意が必要です。消費者庁は、リチウムイオン電池を落としたり、衝撃や圧力を与えないように注意を呼びかけています。
そこで、今回は私たちの日常生活に欠かせない蓄電池の危険性と安全性について、電池の基本情報から、安全な蓄電池を選ぶための情報などをご紹介します。
目次
- 1 電池の基礎知識
- 1.1 電池の種類
- 2 リチウムイオン電池とは
- 2.1 リチウムイオンとは
- 2.2 リチウムイオン電池の発電の仕組みと特徴とは
- 2.3 リチウムイオン電池はどんなものに使われているか
- 3 リチウムイオン電池の種類と危険性
- 3.1 リチウムイオン電池の種類と危険度
- 3.1.1 コバルト酸リチウム電池(LiCoO2)
- 3.1.2 リン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)
- 3.1.3 リン酸鉄リチウムイオン二次電池(LFP)
- 3.1.4 リチウム鉄リン酸亜鉛電池(LiFePO4Zn)
- 3.2 リチウムイオン電池の事故例
- 3.1 リチウムイオン電池の種類と危険度
- 4 蓄電池の安全な取り扱いと保管方法
- 4.1 蓄電池の取り扱い時の注意事項
- 4.1.1 物理的な損傷に注意
- 4.1.2 過熱の防止
- 4.1.3 緊急時の対処法の知識
- 4.2 蓄電池の安全な保管方法
- 4.2.1 涼しい場所で保管
- 4.2.2 乾燥した場所を選ぶ
- 4.2.3 原則は直立させる
- 4.2.4 保護キャップの使用
- 4.2.5 専用の収納ケース
- 4.1 蓄電池の取り扱い時の注意事項
- 5 まとめ