収録内容
近年注目されている蓄電池の1つに、NAS電池があります。鉛蓄電池やリチウムイオン電池、ニッケル水素電池などと異なり、コンパクトかつ大容量の性能を持っているのが特徴です。しかし新しい蓄電池ということもあり、詳細についてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、NAS電池の特徴やメリット・デメリット、導入実績や課題について詳しくご紹介します。産業用蓄電池の導入を検討している方や大容量の蓄電池を導入したい方などは、参考にしてみてください。
目次
- 1. NAS電池とは何?
- 2. NAS電池の開発経緯
- 3. NAS電池が用いられる場面
- 4. NAS電池のメリット
- 4.1 既存の蓄電池より容量が大きい
- 4.2 自己放電が少なく、持続時間が長い
- 4.3 スピーディなレスポンス
- 4.4 安全性の試験も行われていて品質管理も充実
- 5. NAS電池のデメリットと課題
- 5.1 コストが高い
- 5.2 ナトリウムや硫黄が危険物
- 5.3 メンテナンスが必要
- 6. NAS電池の導入実績
- 7. NAS電池は将来性の高い大型蓄電池