オール電化にしたいのですが、暖房器具は何がいいでしょうか?エアコン?蓄熱暖房?
オール電化の暖房設備では何が良いかということですが、まずはその前に住宅の気密性を上げるようにしましょう。
気密高くなれば隙間風も少なくなり省エネ効果があります。
窓廻りも熱損失の大きいところはペアガラス(二重窓)と樹脂サッシなどで断熱効果を高めるのもいいでしょう。
このように断熱に配慮すれば、夏、冬ともに熱源機器の稼動率を抑えることができるので、光熱費を安くすることができます。
オール電化の最大の特徴は昼と夜の電力料金の違いで、特に夜間電力が昼間電力の半額以下なので、この時間帯を有効に利用することがポイントになりますから、蓄熱暖房などは夜間に蓄熱することを意識することです。
また、快適性や温度調整などの点ではパネルヒーターがおすすめで、熱源にヒートポンプを使えば効率が高くなるので、電気代は、蓄熱暖房より安くなるようです。
また、寒冷地では地中熱ヒートポンプを検討しましょう。
なお、どの暖房器具類にも言えることですが、ランニングコストは住宅の気密断熱性能で決まります。
すなわち、どのような暖房設備でも良いのですが大切なことはせっかく温めた空気が外に逃げ出さないことと、外からくる寒気をシャットアウトすることが大前提になります。