オール電化住宅をガス併用にリフォームをするのはどうかとのことですが、リフォーム自体には問題はありません。

なお、ガスの引き込みには配管工事が必要な場合がありますから、そのための費用とガスコンロなどの費用が別途必要になります。

また、給湯に関しては、エコキュートや電気温水器とガス給湯器の併用はできません。

これは物理的に難しいことなのです。

このご質問に関する回答は以上ですが、オール電化だけでも十分で、日常生活に不都合はないのであれば、むしろ電気に特化して、ガス併用を考えるよりも太陽光発電の導入を検討される方が得策という考え方もあります。

これなら複雑なガス配管の必要がありませんし、太陽光発電の設置工事はそう大変なことはなく、しかも余剰電力を売電できるというメリットがあります。

光熱関係で万全を期すためのガス併用だと思いますが、災害時には停電があるようにガスの供給もままならないことが考えられます。

そのような時に太陽光発電と蓄電池が整備されていれば、そのほうが実用的だと思います。

なお、太陽光発電に必要な費用は賢く電気を使えば売電収入で回収できるので、結果的には投資額はゼロ円になります。

またオール電化だけだとガスによる火災や中毒事故のリスクが減るので、火災保険料も安くなります。

毎月の光熱費もガス代がかかりませんから、総体的な観点から見ればオール電化＋太陽光発電＋蓄電池へのリフォームは十分検討に値するでしょう。