マンションは管理組合がありますね。

まず考えられるのは、管理組合がオール電化にどの程度理解と同意をしめしてくれるかでしょう。

マンションにもよるようですが、たとえ共同部分でなくても電力のアンペアを変えることができないことがあるようです。

ただしそのようなネックがなくて、自室の分電盤（ブレーカー）に最低40アンペアと記載されていれば、IHクッキングヒーター程度でしたら、問題はないでしょう。

問題があるのはエコキュートで、これはいくら分譲マンションでも、その置き場所とガス設備撤去がネックになりそうです。

また分電盤の容量があっても200Ｖの配線工事が必要になります。

このご質問はオール電化と言ってもIHだけのことのようですから、おそらく理事会などの承認は必要ないと思います。

ただしエコキュートは諦めましょう。

また、オール電化での電灯料金の三段階変更なども必要になると思われますが、これで注意しなければならないのは、昼間帯の電気代が高く設定されていることです。

IHは恐らく昼から夕方にかけて使用すると思いますが、そうするオール電化の大きなメリットである、安い夜間電力を使うことはできません。

この辺りは十分に考慮することが大切で、へたをするとIHの使い方次第では、高い電気料金になりかねません。