オール電化にすると火災保険が安くなると聞いたのですが、平成19年より後に加入した人しかだめだそうです。
解約して他の保険に入った方がいいですか?
火災保険の料率と複数年まとめて契約すると割安になる長期係数が平成19年4月1日に改訂されています。
したがって、ご質問にあるように平成19年4月以降の申込みですから断られたのは致し方ないことです。
そこで、今の保険を解約して他社の保険に加入するということですが、これは少し考える必要があります。
その理由は、この改正でほとんどの地域で保険料と長期係数が引き上げられているからです。
したがって解約をして他社の保険に加入する際には、保険料の料率がどれくらいかを慎重に見極めることが必要です。
今はオール電化割引の他に、住宅用防災機器割引もあります。
所定の条件を満たした火災警報器や火災報知機があると保険料が割引できるのですが、その割引率はそれほど大きくはないようです。
また、オール電化でも、石油ファンヒーターやハロゲンヒーターなど他の熱源を使っていたり、使わなくなったガス管が残っていると保険の対象にならないことがあるので注意が必要です。
このようなことを考えると、これは個々の判断になりますからそのままがいいとか、乗り換えがいいとかを申し上げることはできません。
ほかの保険会社の説明を聞いてから判断をされるのが賢明でしょう。