オール電化と太陽光発電を設置しようとしたら、ガス併用でコージェネレーション?すればいいと言われました。
どちらがおとくですか?
ご質問はまさに電気とガスのどちらが良いか、両方があればなお良いということです。
オール電化+太陽光発電と、オール電化+ガスも併用して家庭用コージェネレーションを設置すれば良いということで、これは言わばスマートハウス的な考え方です。
これらの案とオール電化にするという案は、まさに両方とも良いのですが、現実問題として言えるのは、太陽光発電は売電で投資資金の回収が可能ですが、ガスのコージェネレーションでは売電はできません。
それはガス自体が再エネではないからです。
また、オール電化にして電気代を安くするには、給湯にエコキュートがおすすめです。
これは電気温水器の1/4の消費電力量で、他の熱源と比較しても安価でエコです。
ここで注目したいのは、どちらも太陽光発電システムを設置するという点です。
なぜそれが注目のポイントかと言いますと、太陽光発電システムで、例えば5kWクラスですと、オール電化での電力を昼間は太陽光発電で十分にまかなえて、なおかつ余剰電力の売電が期待できるからです。
例えば5kWで1日に8時間の発電では40kWhになり、このうちの10kWをオール電化で消費したとしても30kWが単価35円で売電できます。
そして、夜の電気は家庭用コージェネレーションで発電した電気を使うことができます。