賃貸マンションをオール電化にした場合の利点、つまりメリットについて、考えられることを言いますと、まずオーナー側の最大の利点は、火災のリスクが減少することです。

マンションでは類焼することはあまりないようですが、火災は気をつけなければなりません。

同時に火災保険料がやすくなります。

次に、オール電化機器をリースにすれば、経費として計上できますから、節税になりますし、オール電化のアパートローン金利優遇があります。

また、新築であればガス配管工事が不要になります。

さらに欲を言わせていただくと、屋上に太陽光パネルを設置できれば太陽光発電での電気を分配するか売電するかで収入になります。

一方、入居者側の利点は、入居する際の手続きが電気と水道だけで済みます。

また日中は不在が多い人だと、夜間の安い電気代を使えるので電気代が安くなります。

給湯がエコキュートの場合、光熱費が大幅に安くなるのです。

また、IHクッキングヒーターは掃除が簡単と言うメリットがあり、キッチンまわりを清潔に保てます。

以上がご質問への回答ですが、このようなメリットがオール電化にはありますから、最近の新築マンションではオール電化を導入するところが増えています。

また、太陽光発電を屋上に設置するマンションもソーラーマンションとして入居者に人気がでてきています。