季別時間帯割引プランでオール電化にした場合、電気料金が安くなる22時まではお風呂に入らない方がいいですか?
オール電化のエコキュートは通常の場合22時から朝の8時にお湯を沸かすようにセットします。
ですからタンクにお湯がある限り入浴時間はいつでも構わないのです。
22時から電気代が安くなるからと、22時からお湯を手動で沸かすのでは入浴できる温度になるまでに時間がかかってしまいます。
ここでいつ入浴してもいいと言いましたが、お湯がタンクになくなると真昼でも急速湯沸しをしますから、電気代は夜間の3倍程度もかかります。
エコキュートは基本的には夜間料金でお湯を沸かし、それを夜間に入浴に利用して、湯量が減ったら自動的に給水してお湯を沸かというパターンが望ましいと言えます。
つまり、昼間は前夜のお湯をキッチンなどで使用して、夜間電気で作動するようなタイマーセットをしておけば、安い電気代での入浴ができます。
ですからエコキュートで電気代がかかるのはお湯の追い炊きだと思いましょう。
追い炊きが夜中であればいいのですが、日中だと電気代がたかくつきます。
エコキュートの使い方は生活スタイルが関係するので、何とも言えませんが、少なくとも日中に追い炊きをするようことは経済的には避けたいところです。
これも含めてオール電化では、そのメリットを生かすような工夫をするのが賢い電気の使い方と言えるでしょう。